【詩】風の時代に、私の課題テーマ
Um tema de pesquisa na era do vento
(風の時代に、あるひとつの課題研究)
第一章
風の時代の監獄は
言葉に対する所有欲
風の時代の監獄は
音楽に対する所有欲
風の時代の監獄で
目に見えないものを
土くれのように扱って
風の時代の監獄で
ガツガツガツと
豚のように腹いっぱい
風の時代の監獄は
言葉に対する所有欲
風の時代の監獄は
音楽に対する所有欲
風の時代の監獄で
目に見えないものを
土くれのように扱って
風の時代の監獄で
ブクブクブクと
豚のように腹いっぱい
第二章
かつてからのこの常識に従えば
誰もが姿はうりふたつ
からだは人間の形だが
こころのありさまは豚のよう
そのまま、このまま200年
輪廻転生、生きるのか?
西洋からのこの常識に従えば
誰もが姿はうりふたつ
からだは人間の形だが
こころのありさまは豚のよう
そのまま、このまま200年
輪廻転生、生きるのか?
中世からのこの常識に従えば
誰もが姿はうりふたつ
からだは人間の形だが
こころのありさまは豚のよう
そのまま、このまま200年
輪廻転生、生きるのか?
暦は人を
地球から分離して
怖れを抱いて、風が吹く
暦は人を
地球から分離して
怖れに気づいて、風が吹く
第三章
(未定)
風の時代の息吹きには
人は神から分離したと、怖れを抱いて
風が吹く
風の時代の息吹きには
人は神から分離したとの怖れに気づいて
風が吹く
第四章
(未定)
照らされたものと照らすもの
月が太陽と出会ったならば
照らされた素材、
一(いち)をゼロだと思い込んではいけない
照らされたものは照らすもの
月は太陽だと出会ったならば
照らされた素材、
一(いち)をゼロだと思い込んではいけない
第五章
(未定)
第六章
(未定)
第七章
(未定)
第八章
(未定)
第九章
風は空虚を埋めることができない
情熱に燃えたと思えば、無関心
決意は弱さと行ったり来たり
欲望は気づきを凌駕(りょうが)する
無秩序な時間
無秩序な習慣
空虚は気づきを凌駕(りょうが)する
ミカエルの剣で切り裂いて
ミカエルの理性で燃やせ
穏やかな風で切り裂いて
穏やかな感性で燃やせ
内なる風の躍動
意志の力を捨てよ
内なる風の躍動
溢れ(あふれ)出る音
溢れ(あふれ)出ることば
内なる意志の喜びに従えば
最終章
(未定)
風の時代に
ゼロになる