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わたしの音楽活動遍歴#10

わたしは20歳の頃に初めて作曲というものに出会った。

大学時代には作曲して演奏してと音楽漬けな毎日から、一旦作曲をやめて中高一貫の音楽科講師をして、合唱編曲の出版業に関わった。
いまはwebライターと音楽制作の、二足の草鞋を履いて育児をしている。

現在の音楽活動は主に以下の3つだ。
・DOVA-SYNDROMEでの楽曲配布(無料)
・Audiostock(販売)
・TuneCoreJapanを通して各音楽配信サービスへの配信

順を追ってわたしがどんな音楽の活動をしているか、紹介させて欲しい。

名刺代わりに配布。ライセンスフリーの楽曲配信

新卒の22歳で教職につき、次に音楽制作をまともに始められたのは26歳のときだった。

大学時代はFinaleという楽譜製作ソフトを使って曲を仕上げていた。
どちらかというとポップスな曲ではなく、なんとかのための組曲、女声合唱のためのなんとか、というクラシック寄りな作品だ。

音楽学部に在籍して、ほぼクラシックまみれの毎日。普段は洋楽やヒーリングミュージックを聴いて、音楽漬けでかなり楽しかった。

大学時の楽譜制作の経験は、のちのち合唱編曲の出版の仕事に繋がる。10冊ほど出版された。
今も編曲の仕事や自作曲の浄書に役立っている。

ちなみに楽譜制作ソフトはFinaleと並んでシベリウスが有名。シベリウスは使ったことがないのでわからないが、Finaleはキーボードを使って音符を入力していく。
わたしはタイピングが早いのもあって、Finaleはものすごく得意だ。

合唱編曲の仕事と並行して始めたのがDTM。デスクトップミュージックの略で、要はパソコンで楽曲を制作するものだ。
曲を作るより前に、DAWという音楽制作のためのソフトやパソコン、オーディオインターフェースといった機材のことがある程度理解して設定しないと音すら出ない。
まともな曲ができるまで、かなり苦戦、曲を作る以前の問題が山積みだった。

とりあえずなんとかセッティングして曲を作って、やれやれ、と思ってふと気づく。
「こ、この曲どうすればいいんだろう……?」。
クリエイターなら作品ができたら誰かに見せたい、聴かせたいと思うのではなかろうか。

わたしも誰かに聴いて欲しいとは思うものの、有料で聴かせられるような代物ではないし、知名度も全くないのだから有料ではきっと誰も聴かないだろうと思った。

そこで知ったのが、DOVAーSYNDROMEというサイト。フリーBGMの配布をしているサイトで、現在累計で12,000曲ほど登録されているらしい。

わたしの楽曲はこちらから試聴・ダウンロードできます。

正直、反響はあまり期待していなかった。

だって10,000曲以上ある曲の中から、わたしの曲が使われる可能性は低そう。まあ、1件とか2件使用連絡が来ればいいかな?という気持ち。

2016年に登録し始めた時には、YouTubeもまだ芸能人なんて全く始めてなかった頃だ。
どうかな〜と思いながら編曲の仕事の傍ら、マイペースに楽曲を登録していたらぽつぽつと使用連絡が来るようになった。

個人で動画の制作をしている方から、会社のPR動画に使いましたとか、イベントで流しますなどなど。
反応の良い楽曲は、アプリのBGMとしてやラジオやテレビ番組、よく知る企業様まで連絡をいただけた。

ちなみに自分でイマイチと思ってる曲は、なぜか海外で人気だった。英語で問い合わせが来ることもある。

使用連絡していただける方に共通していえるのは、非常に丁寧な対応ということ。クレジット(名前の記載)を入れて頂いてることもあった。

無料で配布できることで、多くの人に聴いてもらえるというメリットは大きい。ダウンロードされた回数も表示しているので、どの楽曲が人気なのかも分かりやすい。
ただデメリットとしては、サイトの規約はあるが自分の意図せぬ形で楽曲が使われる可能性もあるということだ。

わたしは無料配布したことがきっかけで知り合って今もやりとりをする方もいるし、オーダーで楽曲制作の依頼も受けることができたりとメリットが大きかった。

販売形式で曲を売るAudiostock

そして時たまに登録しているのが、Audiostockというサイト。著作権フリーのBGMや効果音が販売されている。
72万点の作品が登録されているので、DOVAと比べても相当膨大な量だ。

わたしは数曲だけ登録している。
楽曲をどんどんこちらにストックしていくか、iTunesなどで配信していくか決めかねているところがあって、使い方としてはまだ未定だ。
一番良いのは動画等で使われやすい楽曲をこちらに登録して、わたしのアーティスティックな作品はサブスクで配信、なのかなぁと思っている。

Audiostockは、作曲家が収益を上げられるように工夫している取り組みがいくつもあるのが魅力的だ。

世界185ヵ国に配信できるTuneCoreJapan

TuneCoreJapanは、サービスが始まった当初から使っていた。
その頃はまだサブスク系の音楽配信サービスが浸透してなかったので、2年くらいでやめた。
今年からまた使い始めて、今は3曲配信している。レポートも見ることができ、以前使っていた時より断然再生数が多い。

こちらでは年内にアルバムを配信する予定。SNSでも「聴いたよ」と言ってくれる方もいらっしゃって、すごく嬉しい。


道半ばの音楽制作

最近では11月に公開される、とある会社のPR動画の音楽制作をしていた。
オーダー制作を最優先事項として活動しており、特に動画につける音楽制作は楽しい。

ちなみに曲調はニューエイジミュージックになるのかな。ヒーリングミュージックかな。

コツコツとした歩みのわたしですが、楽曲を使用・聴いていただけたら嬉しいです。
どうぞよろしくお願いします。


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