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鎌田優紀子/Yukiko Kamata
2021年11月21日 07:53
私の父は本が好きで、家の本棚には天井まで新書や小説などが並べてあった。その中から自分が理解できそうな本だけ読んでおり、中でも面白かったのがこの「三途の川の渡り方」である。水木しげるのエッセイで現在は販売されていないようだが、1章「三途の川の渡り方」、2章「地獄ツアー」、3章「霊と暮らす」、4章「おばけのいる人生」で構成されている。漫画家・妖怪研究家である水木しげるが、あの世や地獄、霊や妖怪
2021年11月14日 21:51
エッセイというものを、それまでほとんど読んだことがなかった。他の人はわからないが、私の場合はよっぽどその作家さんを好きにならない限りエッセイを読むということはない。読みたくないというよりかは、後回しになっているような感じ。まず作品を読みたい気持ちの方が勝る。三浦しをんのエッセイは、たまたま購入した雑誌「BAILA」を読んでいた時に知った。「のっけから失礼します」というエッセイを