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【理念で売るコーヒー #16】すべては、この一杯のために。本質を高めていく新しい「モノづくり」と「価値づくり」
この連載も始まって、早いもので3年。16回目を迎えるんですね!
歩んできた道を記す(残す)ことは「社会に問いを立て、自分の考えを整理する」ことを目的にこれまでやってきました。
読みやすい記事かと聞かれるとそうではない中、いつもたくさんの反響をいただいており、それもモチベーションになっています。いつもありがとうございます!
さて、今回は一年半の開発期間を経てようやくお披露目できた新商品『BIKAS COFFEEのチェリーシロップ』にまつわるお話です。
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僕たちの考えや価値観に共感いただけましたら、是非ともクラファンご支援をどうぞよろしくお願いいたします。今回の新商品はかなりの自信作ですので、コーヒーと合わせてお楽しみいただけると思っております!
▼プロジェクトページはこちら
https://camp-fire.jp/projects/802444/view
ネパール・ポカラ本店の失敗と支えになった「ファンの一言」
昨年9月、突然の発表に驚かせてしまいましたが、ネパール・ポカラで丸1年運営していたカフェを閉店することになりました。
当時の想いは上記のnoteに記載あるので、ここでは細かくお話しませんが、今日は別角度から新しいお話ができればと思います。
noteでポカラ店閉店の発表をすると同時に、待ったをかけるがの如く、ある1人のファンが「ワケを知りたい」と江戸川橋のお店に飛び込んできました。
「今思うとすごい難しい挑戦だった。ファンとしてももうちょっと質問してアドバイスできた。一ファンとして責任を感じている。もっと相談して欲しかった。」
この失敗は、ハルパン村や農家さんに対してだけでなく、日々僕らのことを応援してくれているファンの方々に対する向き合い方にも大きな問いを残してくれました。
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「僕たちはなぜネパール・ハルパン村のコーヒーを届けたいのか?」
「このコーヒーをどんな人にどんな気持ちで飲んで欲しいのか?」
「このコーヒーは社会に対してどう役に立ちたいのか?」
当然答えは、僕たちのビジョン「CREATING A FUTURE WHERE EVERYONE CAN DEVELOP ALL GLOBALACTION」を実現するためというのが大上段に来ますが、経営視点や現場視点になるとついつい忘れてしまうことも多くあると思います。
こうして視野が狭くなっているところに、自責の念を持ちながら共にこのコーヒーを、この社会をより良くしようと向き合ってくれる仲間がいることに、僕はすごく勇気をもらえました。
と同時にこれから生まれゆくモノやサービスも、農家さん・スタッフ・ファンの垣根を超えて、ビジョンに共感してくれるみんなと生み出していこうと再決意するきっかけとなりました。(証さんありがとう!)
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新しいモノではなく、自分たちにとっていいモノが「新しい気づき」を生む
そうして、一つ一つ丁寧に向き合った結果の答えが今回の新商品に表れているのですが、僕たちにとってもコーヒー以外のモノづくりは初めて。チャレンジングな部分はとてもありました。
農家さんがチェリーを乾燥させることも、初めて
乾燥させたチェリーを直接輸入することも、初めて
チェリーをどう加工すれば美味しくなるかファンと共に試行錯誤するのも、初めて
瓶に入れて販売する許可を取るのも、初めて
など、さまざまな初めてづくしの連続で本当によく販売まで辿り着けたなと。
現場の生産・加工管理から仕入れ、レシピ開発から製造・販売まで進めてくれたサミルさんと、プロジェクト発足にあたり一番に名乗り出てレシピ開発を中心に進めてくれた大学生インターンまゆちゃんをはじめ、販売戦略や情報発信など、ありとあらゆることは全てみんなで作り上げました。そんなプロジェクトメンバーを僕は誇りに思います。
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今回の商品コンセプトは「可能性を広げる新しい価値をつくる」
プロジェクトメンバーと度重なるディスカッションをする中で、あるキーワードが出てきました。それが「新しさ(NEW)」という言葉でした。
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この商品を売ることによって生まれた原理原則と解決される課題、それは
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正直、コーヒーチェリー(カスカラ)を使った商品なんてもう世の中にたくさん出回っており「新しさ」自体はないと思っています。
そもそも世の中にとって新しいモノを生み出すのは難しい、他と差をつけるのが難しい時代に、僕たちのように資本がない会社は技術革新も生み出しにくいです。
ただ、「なぜやるか?」に徹底的にこだわり、一つのモノ(コーヒー)の本質的な価値を高めていくことを通じて「新しい気づき」を与えていくことは僕たちにも可能だと思っています。
そうした「モノづくり = GLOBALACTION」があってもいいと僕らは今回の商品を通じて世の中に伝えていきたいです。
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すべては、この一杯のために
これからも僕たちは、ネパール・ハルパン村にある資源を価値に変えていくモノづくりに仲間たちと励んでいきます。
今後はありとあらゆるプロダクトが生まれ、食品以外のモノも生まれるかもしれません。
すべては、このコーヒー一杯の価値を高め、このコーヒーを通じて関わるすべてのヒトたちの人生の発展を日常から生み出していくためです。
BIKAS CAN BIKAS
この COFFEE が世界を DEVELOP させる。
今後ともBIKAS COFFEEに期待を寄せてください!
そして、共感していただける方は一緒にミライを目指しましょう!
2024.11.27
BIKAS COFFEE
ファウンダー
菅勇輝 / ビカス
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▼商品購入と応援のほどよろしくお願いいたします。
https://camp-fire.jp/projects/802444/view
<イベント告知>
2024年12月7日(土)18時から東京・江戸川橋の店舗にて「2025年のミライプレゼン」を行う予定です!もしご予定空いている方いらっしゃいましたら是非足を運んでいただけますと幸いです。コーヒーを飲みながらミライ語りましょう!