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第50回『 「生命」は思考する 』~魂の誕生・思考と成長~
今回は「生命」について「思考」を基に考えていこうと思います。
これらも色々な考え方捉え方があると思いますので、いつも通り十人十色の視点の一つとしてお付き合いください。
(※画像はフリー素材を加工。波のGIFはお借りしています)
【「生命」は思考する 】
大日月地神示の著者である神人さんによると、「生命」を表す宇宙記号は「◎に・」だそうで、前回の話 に出た「思考が循環する形」でもあります。
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個人的に「生命」とは『「思考」と共に情報(エネルギー)を増やすもの』だと思っていますが、一般的には「命の根源や生きもの」を指し、
内外を区切る膜がある
代謝の仕組みがある
繁殖など自分を複製する力がある
といった生物学的な条件を兼ね備えるモノだそうです。
異次元の生きものである「靈(魂)」や「メグル思考」も、こういった視点から考えるのも良いかもしれませんね。
〔 「膜」=他との境がある 〕
「膜」とは動植物のような「地球の生きもの」を基にした表現です。
「他との境」のことであり「それぞれが独立した個である」でも良いのでは?とも思います。
喩えばイクラは、丼いっぱいに集めようが洗おうが粒のままですが、インクは何かと混ざると元に戻りません。
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もし靈に「他との境」が無ければ、他の靈とすれ違うだけでインクのように混ざってしまいますよね。
まぁ、そんなわけ無いですけど、、、(^_^;)
ちなみに、その「靈がすれ違うとはどんな感じなのか?」というと、水面の波が参考になるかもしれません。
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「靈(魂)」のすれ違いはこんなイメージ
「波」はすれ違う際に強く影響し合い、重なり高くなるけれど、離れる際には「個」に戻っていきます。
「個を保ったまま他と混ざり、必要なものを得て離れる」といった感じですかね。
〔 「代謝」=状態が変化する 〕
「代謝=細胞や組織が入れ替わる」というのも、動植物のイメージです。
もし金属ロボットのような身体だったら、きっと「壊れたら部品を入れ替える」という形で代謝するのでしょう。
岩(石)のように削れる(新しい面が出てくる)、単に壊れてゆく(風化する)、といった風に「形を失う代謝」もあるかもしれません。
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では、肉体を持たない「靈」や「思考」の場合、代謝って何でしょうか?
経験による情報の増加(成長)?
記憶の感情を置き換えるなど、情報の更新?
存在(顕現)できる次元の変動?
単純に「情報やエネルギーの状態が変化する」で良いのかもしれませんね。
〔 「繁殖」=神は魂を生み、神へと育む 〕
そもそも魂は、どのように生まれ、育つのでしょうか?
僕が指導靈に教わったイメージはこんな感じです。
「神」とされるような大きなエネルギー(たとえば星)は、刺激を受けて揺らいだり、波が重なり高くなると、小さなエネルギーの粒を生むことがあります。
それが「情報を集める資質を持つ、魂の素」です。
そして、元のエネルギーに呑まれず、個のままで在り続ければ「一つの魂」として成長してゆきます。
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時には繁吹くようにたくさん生まれたり、最初から多くの情報を持つ大きな粒もあります。
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異次元は「そのまま」であり続けることが許される世界なので、生まれたての魂は「時の流れの中で強制的に変化する環境」=物理世界で学び始めます。
鉱物など変化が少なく動く必要もない身体(器)で、「与えられる情報」を時間をかけてじっくりと吸収し、次第に微生物や草、小動物のような「集合意識」の学びに進み、「個性」と「集団性」を磨いていきます。
「人」は、個の学びであり、集団の学びでもあります。
靈的には「多次元自分チーム」としても学んでいます。
環境や異次元への影響も強く、かなり高度な学びといえるかもしれません。
また、魂の根底には生みの親(神)の情報があるので、今どの星でどんな生命体の身体を借りていようが、親子はつながっています。
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チーム(靈団)の学びも進むと、他と統廃合されながら「より大きな靈団へ」と変化し続けます。
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さらにいつかは、「星」といった大きな身体をお借し頂けるような存在(=神)へと成長していきます。
神は魂を生み、新たな神へと育んでいるのです。
〔 「繁殖」=思考は分裂し増えてゆく 〕
さて、もう一つの異次元存在、「メグル思考」はどのように繁殖するのでしょうか。
例えば「好き」とは、「好き・キライ・中庸」といった分類の一つですが、恋愛感情以外にも「許せる・許せない」とか、もっと広くには「善・悪」といった意味も含みます。
そこで「好き」という思考は、いろんな存在をメグル内に、それぞれが好きに込めた「違い」を得て情報を増やします。
他を巡り、それら「違い」も伝えながら、皆の中でどう使われるのかを集め、ビッグデータ化していきます。
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それら集まった無数の「好き」は系統立てて整理され、樹木の枝葉のように分類されていき、需要の多い「(違う)好き」は独立してメグルようになっていきます。
そこには「心に流れ込む情報の量は、ある程度コンパクトなほうが良い」という、僕たち側の都合もありますけどね (^_^;)
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大雑把な「好き」と個別の単語の関係は、「人の身体は一つの生命体」と見るか、臓器も細胞も、共生する微生物も別の生命体、、、と分けるかに似ているかもしれません。
「単語の分化」とは需要の現れ。
「思考」は言語を超えたイメージの世界。
英語でも日本語でも、多くの「好き」に分かれています。
「like(広い意味で好き)」「love(愛・恋)」「dear(愛しい・懐かしい)」「affection(親愛・情愛)」「philanthropy(慈善・慈愛・博愛)」「prefer(好む)」「adore(慕う・崇拝)」「desire(望む)」などなど。
(※間違ってたらすみません (^_^;) )
僕たち「人」と「メグル思考」は一緒になって「新たな思考感情」を生み、まとめ続けているのですね。
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〔 異次元の食生活だから、、、 〕
僕たちの身体は食べたモノで出来ていますが、もちろん魂も同じこと。
魂の栄養は情報エネルギー、つまり「思考感情(考え思う=念)」です。
おいしくて栄養価が高いのは、喜び、愛、感謝、、、といった正の念。
毒素が多く、病気になりがちなのは、怒りや憎しみ、悲しみ、不安、、、といった負の念。
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もちろん「メグル思考」には「善悪」はありません。
それぞれがお役目であり、「喜怒哀楽」すべて必要な経験です。
けど、不味いモノは少なめでもいいと思います (^^)/
異次元から見た魂は「カラフルな糸」や「手まり」のようなもの。
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経験と共にある「念・思い=意」を玉に巻き溜めた「玉し意」であり、色も柄も大きさもバラバラ。
「靈人の目」は誤魔化せません。
そしてこの先、地球人も靈性が上がっていき、オーラとしてみんなの目にもはっきり映るようになるかもしれませんね。
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今回はここまでです。
次回は「思考の器=心、靈の器=身体」として、スケールの違いなどから「人」「神」について考える予定です。
よければまたお付き合いください(*^_^*)