「能力の輪」 〜自己認識を高める概念🔎
ロルフ・ドベリさんの本によく出てくる「能力の輪」
伝説の投資家、ウォーレン・バフェットさんが使用している概念で、今読んでいる「News Diet」という本にも出てきました。
「能力の輪」ウォーレン・バフェット
自分の能力の輪を知り、そのなかにとどまること。
輪の大きさはそれほど大事ではない。
大事なのは輪の境界がどこにあるかをきちんと把握すること。
ビジネスのリーダーシップにおいても、納得させられる概念だと感じる。
身の程知らずの二流リーダーほど、自分の「能力の輪」を知ろうともせず、威張りちらしたり、知ったかぶりをしたりする。
自分の自慢話ばかりして虚栄をはる行為は、「能力の輪」の外で必死にあがいていることが露呈される。
日本の故事ことわざでいう、"能ある鷹は爪を隠す"というところが目指すべきスタイルなのだろう。
もう一つ、引用されていたIBMのワトソンさんの言葉。
IBM初代社長 トム・ワトソン
「私は天才ではない。私にはところどころ人より優れた点があって、そういう点の周りからずっと離れないようにしているだけだ。」
謙虚でありながら、しっかりと自分の「能力の輪」を把握し、強みを高める努力を続けていることがうかがえる言葉。
今読んでいる「News Diet」には"ニュースは「能力の輪」の外にある"という章があった。
ニュース自体が自分のために全くもってならないということと、
自分に役立つ情報は、自分の「能力の輪」の中の情報だということ。
自分の「能力の輪」を意識し把握して、糧になる良質な情報をインプットしていくようにしていきたい。
©️Mahalopine
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