民藝については、父・宗悦、息子・宗理の両方の書籍と実績を確認すると理解が深まる
民藝に興味を持ち、ある程度知識を得たからこそ民藝全般について矛盾を感じた人たちは、柳宗悦氏だけでなく、息子さんの工業デザイナー柳宗理氏の両者の業績全体の確認と、彼らの著書を読むのをオススメいたします。作り手が民藝論とその流行に翻弄されてしまう様子を描いた小説【井上光晴著「民芸の死」覚え書(井上光晴作品集 第三巻)】も良いですね。
宗理の文章は明快で実に的を射ており、下リンクの「柳宗理 エッセイ」という本では、宗理自身の素晴らしいデザイン論と色々なデザインやプロダクトへの解説