見出し画像

特別扱い2024年の読書〜友達からのプレゼント・ヨシタケシンスケさんのエッセイ〜

今朝のNHKあさイチにヨシタケシンスケさんが出ていて思い出した!
そうだ、友達にもらった本、これも2024年の読書の一冊だったじゃん。

先日、「2024年の読書」と題してあげた記事がこちら。

ちょこちょこいろいろ読んでいるので、年内に読んだ本や漫画等すべてを書き出せてはいないと思ってはいたのだけれど。

友達がプレゼントしてくれたのは
ヨシタケシンスケさんの「思わず考えちゃう」。
副題は「あわよくば、生きるヒントに。」。

これは絵本ではなくてエッセイなのだけれど、
ヨシタケシンスケさんのかわいいイラストがふんだんに盛り込まれている。

そして、2023年に読んだ「メメンとモリ」同様哲学チック。

「メメンとモリ」についてはこちら↓ 

話は「思わず考えちゃう」にもどるが、
これをくれた友達は、私とは違う種類のがんを患ったひと。

歳はひとつ上だけれど、お互いのふたりの子どもが同級生で、彼女は東京から私は千葉から愛媛にやってきていて、気にせず自分の言葉で話せる。

(昔、幼稚園のママ友に、私の話し言葉の「~さあ、~じゃん」が鼻につくと陰で言われていたことがあり、わりとトラウマ)

彼女の場合は、もう10年以上前に手術をしていたらしい。
まだその頃は、顔を知っている程度であまり仲良くなかったので全然知らなかったのだが、数年後一緒にクラス役員をやって仲良くなってから、普段の彼女を見ていて、もしかしたらなにかの病気?とは思っていた。

そしてしばらくして彼女の病気のことがわかって、私の乳がんがわかった時、彼女にいっぱい話を聞いてもらって、相談にものってもらった。

とてもとてもありがたい存在。

そんな彼女が「幸ちゃんが好きそう」と選んでくれたこの本は、
別に病気に絡んだものではないし、暗い内容でもなくて、
普段のちょっとしたことを改めて考えて直してしまう内容。

今朝のあさイチの中で、ヨシタケシンスケさん自身がおっしゃっていたが、
ヨシタケシンスケさんはご自分が『心配性』なのだそう。

私と一緒!!
私もあれこれ考えてもしかたないことまで心配してしまう。

1枚のイラストのあとに書かれているのが以下引用。

心配性だから、明日起こるかも知れないことが、常に怖いんです。
それで、日々恐れていてもしょうがないよねって、ごくごく当たり前のことを自分に言い聞かすために描いた一枚です。
もしそうなったら、その時できることをすればいいだけだよね、そうなったものを、つくればいいだけだよねって。自分に言い聞かせています。

ヨシタケシンスケ著「思わず考えちゃう」新潮社

けっこう人生の深い部分を考えてしまう内容もあるし、普段の何気ないことを思わず深掘りしてヨシタケシンスケさん流におもしろく考えている話もあれば、子育てに関する内容もあり。

わかるわかる、と思ったり、ブッと吹き出したり、じんわりしたり。
イラストは癒されるし。

わざわざ時間を割いてこの本を選んでプレゼントしてくれた友達に、またまた感謝している。



いいなと思ったら応援しよう!

枝本 幸
いつもスキやコメントありがとうございます♪いただいたチップは、闘病中の自分へのご褒美の一服に使わせていただきます!