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忘れることのメリット
ジャイロトニック®︎ファウンデーションコース7日目。
いちにちお休みをはさんで、きょうからまたコースが始まりました。
後半はエクササイズの難度があがってくるので、自分がエクササイズのデモをするのも大変だし、ガイドをするのも大変。
ピアノの先生ならバイエルからソナチネとかソナタを教えるような感じ、なのかな?
例えがあってるかわかりませんが、難しくなってきたのは確かです。
コースのお昼休み、香港のトレーナーさんとジャイロトニック®︎のオンラインクラスをしました。トレーナーになるための最初の一歩である『プレトレーニングコース』を提供する予定の彼女。
「エクササイズは覚えているんだけど、細かいディテールがあいまいなので教えて欲しい」と。わたしが日本で初めてコースを受けた2007年に一緒に受けたトレーナーさんなので、キャリアはかなり長いしトレーナーとしても活躍してます。
とはいえ、すべてをパーフェクトに覚えてるかと言われたらそりゃあ無理というもの。わたしだってそう。新しいことを入れたら、ところてんみたいにつるるーんと古いことは押し出されて、忘却の彼方です。
そうじゃなきゃ、いろんなことがあたまの中にたまりすぎて、爆発しちゃうもの。
なので、忘れたっていい。
というか、フツーは忘れるから気にしない。
『忘れるからこそ繰り返しやる!』
そこに成長のカギが隠されているのです。
忘れて繰り返しやってると「ああ、そうだった。そういえばこうだったなぁ」と思って動いているうちに「もしかして、これも意識したほうがいいのかな?」「あれ?もう少しここも意識できそう」とか、一度忘れたからこそ思い出したときにフレッシュな感覚を味わうことができるのです。
これがいつも、わかっててしがみつくように同じことをしてたら、新たな感覚に意識を向けないかもしれない。
そう思うと、忘れちゃうこともときどき必要なのだよね。
なんて、思ってるのです。
いいわけですけど。テヘ。
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