『好き』は理屈を超えて。

ゲストティーチャーが帰って、いつもの毎日が戻ってきた。でもなんだか心にぽかんと小さな穴が空いたみたいで放心してます。　
はじまりがあれば終わりがあるから、必ずその日は来るのだけれど、寂しいなあ。そして、何回経験してもこの寂しさにはなかなか慣れないのでした。

ホスピタリティがあるわけでもなく、どちらかというと人見知りですが、『この先生、大好き！』と思ったら、もう止まらない。すぐカマクラにお呼びしたくなってしまいます。

英語ができないのに、ニューヨーク在住のドイツ人の先生をお招きしたこともありました。
メールのやりとりもままならないので、ニューヨークに行ってゼスチャーでやりとりしたり、お呼びするまでに３年かかったり。

「好き」と思ったらこれっぽっちの迷いもなくダイビング！　ダイビングされるほうはいい迷惑だろうなー。でも、しかたない。
「好き」は理屈じゃないんだもの。お天気の日に干したおふとんにダイブするのを止めることなんてできないのと同じです。

これからも大好きな先生をお招きして、スタジオに来てくださるお客さまやトレーナー仲間と楽しい時間を過ごしていくんだろうなあ。そして、日常に戻って寂しさを噛みしめる。はあ。

・ゴーヤチャンプル
・ちくわとこんにゃくの甘辛煮
・ししとうのチーズ焼き

ゲストがいらしてるときは外食なので、おうちごはんがちょっとだけ恋しい。なんの変哲もないおうちごはんだけど、外食続きのからだに染み入る。ホッとする。
そうそう。スペシャルはいつもじゃないからスペシャルなのです。

というわけで久しぶりのおうちごはん。
うん、理屈抜きでおいしい。