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【読書記録#79】 田中角栄 100の言葉
<2023年6月28日にインスタに投稿したものをシェアしています>
日中国交正常化を急いだことや金権政治は、評価できるものではないが、全体的に見れば、多くはインフラ整備に関する33もの議員立法を成立させたり、抜群のスピーチ力で、多くの有権者の心を掴み、総理大臣まで上り詰めた大正生まれ初の内閣総理大臣、田中角栄。伝説の政治家と呼ばれた彼の言葉は、どれも実直で人情味に溢れ、元気が湧いてくる。
どの言葉も良かったが、その中から3つ選ぶとしたら、
「必要なのは学歴ではなく学問だよ。学歴は過去の栄光。学問は現在に生きている。」
<解説> 尋常小学校までしか出ていない田中角栄には「学歴」がなかった。角栄はそれを劣等感に感じたこともあったが、政治家になってからは逆にその「学歴のなさ」を自らの武器として使うようになった。「学問」とは志を持った人間がいつでも学ぶことのできる「生きるための知恵」だ。人間にとって本当に必要なのは高学歴ではないことを角栄、戦後初めて体現した政治家だった。
<感想> 今の政治家は、高学歴の議員がほとんどだが、小西ひろゆきや福島みずほなど、東大の法学部卒のバカ議員が、国会でくだらないことの質疑などをやり多くの無駄な時間を費やしている。「生きるための知恵」を培うことの重要さを伝えていて、好きな言葉だ。
義理とか人情というような言葉が非常に古いものであり、反現代的なものであるというようなことを考えること自体がおかしいと思う。
<解説> この言葉は、角栄が総理就任時に製作された「人間 田中角栄」という非売品のレコードに収められたもので、こうも語っている。「すべての複数以上の人間の社会で、信はすべてのものである。国は万事のもととなる。和を以て貴しと為す。聖徳憲法の中の2つの山だと思うんですよ。これは千年も二千年も経ってもやっぱり普遍の真理じゃないのかな。」
<感想> おっしゃる通りである。特に左翼思想を持つ者は、革命だ、なんだといって、反現代的なものを破壊しようとするが、義理と人情が社会からなくなったら、人間でなくなる。
東大の教授は勲一等で、義務教育の先生たちが、勲七等、勲八等というのは本来、逆ではないか。子供は小さな猛獣だ。できれば先生の月給を倍にしたい。
<解説> 教育・国防・外交に金を惜しむべきではないという角栄の考えは終始一貫していた。田中内閣時代、義務教育の教師の待遇は大幅にアップし、優秀な人材が教職員に流れるようになった。エリート教育とは無縁の人生を歩んだ田中角栄にとって、日本の子供達に十分な教育を受けさせることは悲願だった。その後、日本の教育水準は著しく向上し、日本人全体の財産となっている。
<感想> 最近は、学校の先生の負担が大きいと聞く。先生に対する福利厚生を充実させるべきだと思う。また、1日も早く日教組を解体し、正しい歴史教育や修身を教育に取り入れてほしい。
読んでいると、胸アツになる場面もあり、経験を通して生まれた言葉には重みがある。
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