【読書記録#17】 雪の花 吉村昭 著
<2023年4月21日にインスタに投稿したものをシェアしています>
時は江戸後期。数年ごとに大流行し、多くの命を奪った天然痘。福井藩の町医であった笠原良策が、絶対確実な「種痘」と呼ばれる、今でいうワクチンの存在を知り、その苗の獲得と予防の普及に奔走するお話。
「種痘」の理解や普及がなかなか広まらない理由が庶民にとっては初めて聞くものであることからの不安や恐れであるのはよく理解できるが、役人や藩医の妨害なども大きい原因であったことがわかり、とても腹立たしい気持ちになった。
苦労の連続にも関わらず、命を賭けて種痘による予防の普及に尽力され、多くの民の命を救った「笠原良策」という方が先人にいたということが知れて、とても良かった。
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