服でどこまで自分の機嫌をとっていけるか
服を着ることは楽しい。
服を買うことも、服のサイトを眺めることも、予定がある日に着る服装を考えることも。
だけどそれは、時としてひたすら虚しくなってしまう。
物事は基本的に自己満足だ。
私がどんな服を着ていようと、その日会う誰かにとってはそう大した問題ではない。
ちょっとは"いいね、かわいいね、好きだよ"と思ってもらえるかもしれなくても、そこまで大きな問題ではない。
それでも私は自分の機嫌をとること以上に、誰かに良く思われたくて服を選んでいることが多々ある。
通販サイトを物色して色の組み合わせを取り入れ、よしこれとこれを組み合わせたらこの写真のような服装になる、と意気込む。
そういう時、私は私の機嫌をとるために服を選んでいる。
誰も見ていなくても、着たい服の組み合わせを着られているだけである程度満たされる。
だけどふとチャンネルが切り替わると、誰とも会う約束のない日にわざわざお気に入りの服を着ることなんて意味がないと感じる。
誰とも会わない翌日の服装なんてどうでもよくなり、誰かと会う約束がある日に何を着ていこうかで頭を巡らす。
こうなった時に誰かと会う約束がないと、もう何が楽しくて生きているのだろうモードになってしまう。
実際誰かと会う約束がある時に、相手が私の服装を気に留める可能性はそこまで高くないと思っている。
それでも誰かと会う時でないと、わざわざ服を選ぶことに意味なんてないと感じてしまう。
物事にはそもそも、基本的に意味がないのに。
服を選ぶことは自分の機嫌をとることなのに、そのことで途端に虚しくなる。
そういう時は一度楽さを追求しても、いいのかもしれない。
きっとそれでも、やっぱり着たい服を着たいとまた思い始めるんだろうから。
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