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【おやすみ前に、お砂糖ひとさじ】"自分の人生を生きる"って

「私たち、誰の人生を生きてきたんだろうね」
数年前のドラマ"獣になれない私たち"では、周りの期待に応え続けてきた主人公がこう話すシーンがありました。
仕事でもプライベートでも求められたことに応じ続ける彼女は、いつしか"自分がどうしたい"の軸を見失って、空っぽな自分に苦しくなってしまいます。

あなたは今、あなたの人生を生きられているように感じますか。

誰かの期待に応えることも素敵なこと

まず、"誰かの期待に応えること"それ自体は、とても素敵なことです。
相手の期待にしっかり応えることはそう簡単にできることではないですし、今そうやれているように感じるなら、それ自体は誇りに思っていいくらいです。
まず今誰かの期待に応えている実感があるなら、そうできている自分をしっかり認めて、褒めてあげてください。

期待に応えることで相手が喜んでくれたり、期待に応えることで自分にとって居心地のいい環境が見いだせていったり、そうやった先に感じられる心地よさがあるからこそ、そうしているという方もいるかもしれません。
それでもその先の自分の喜びがあるからこそそうしているとしても、できていることはしっかり事実としてそこにあります。

期待に応えすぎる必要はない

大切なのはそうし過ぎてあなた自身が苦しくなってしまわないか、ということです。
期待に応えることが常になり、本当はそうしたくないことも求められているからそうするとか、断れないから嫌だけど期待に応えるしかないとか、そう思うようだったらバランスをとる必要があります。

違和感やそうしたくないと思うことがあった時、相手の期待に応えないという選択肢だって、あなたの前にはちゃんとあります。
もしその違和感を抱くことがあったら、少し勇気を出して相手の期待に応えない選択をしてみても大丈夫です。
一歩を踏み出すのは勇気がいることにはなりますが、そうした時の自分の感じ方を含めて、まずはやってみて感覚の違いを味わっていくのがいいかと思います。

"自分はどうしたい"を選び取る

期待に応えることが普通になっていると、違和感や自分が何を感じているかすらわからなくなってしまっているかもしれません。
そんな時は普段の生活から、"自分はどうしたい?"と自分に問いかけるクセをつけてみてください。

帰りの道のりでも選ぶお菓子でも、ほんの些細なことでいいので、自分の中にある"こうしたい"の気持ちを認識し、叶えてあげるようにしていくと、自分の感じ方や選択への感度が高まっていきます。
"なんとなく"ではなく"私がこうしたいからこうする"と思えるものを選ぶ、そうすることで少しずつ、自分のための選択をとれるようになります。

"自分のため"と"誰かのため"のバランスをとって

"誰かのため"で生きることも"自分のため"で生きることも、両方とっても大切です。
"誰かのため"にすることで結果として自分も喜びを得られることも嬉しいことだし、"自分のため"にすることで自分をしっかり満たすことも人生を豊かにしてくれます。
どちらが一方が大切なわけではなくて、両方バランスをとりながら持ち続けていくことが、満たされた気持ちに繋がります。

シーンに合わせて"自分はどうしたいか"を認識しながらその上で自分で選び取る、そんな感覚を持って過ごしていけると、自分のためと誰かのためのバランスを上手にとれる状態へと近づいていける筈です。

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