強がりさん
これは、私のメモにあった、かつての私の懺悔の記録です。
「まだ働ける、みんなと同じように」
という思いを、たぶん私は心のどこかに持っている。
だから咄嗟に強がりな自分が出てくる。
で、後から気づく。
私そんなに強くないんだった。
頑張らないって決めていたのに。
そんなことの繰り返しだけど、
日々少しずつ前に進んでいることだけは確かだ。
だからうんと甘やかそう。
虚言までパッと出てくるほど自分に厳しくした自分に。
なんとなく開いたスマホのメモに残っていた、懺悔の記録。復職してすぐのもののようだ。でも、まだまだ私のなかに「強がりさん」傾向は残っているような気がしている。それはもう、いつの間にか溜まってしまった埃のように定期的に見えるようになる。グラデーションのような日々、気分は落ちたり上がったりするけれど、誰が自分を心から心配してくれているのかを忘れないようにしたい。
とい。