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私が目指すマネジメント

去年一年の働きを評価されてベストマネジメント賞を会社で受賞した技術で運用を担当している私ですが、私が去年心がけていた2つのことを書いていこうと思う。

人の痛み、弱さを知る

「あの部署は書類を期日までに出してくれない」
「隣の部署はルールに厳しくて疲れる」

こんな話がメンバーに飛び交っている時がある。ひと通り聞いて分かる、と受け止めてから「私は出張しながらお客さんと交渉しつつ、次の訪問先の下調べをしながら請求書のチェックを細かくするのは結構しんどいな」と言ってみる。

社内にずっといるメンバーは事務処理や社内ルールに詳しくなり、期日に対して早めになんでも準備をするが、社外に出ている人間たちはそこに敏感になれない。それを咎めるのか、助けてやるのかは自分が選べることなのだ。

逆に営業には大変なのはわかるけど、きちんと書類は揃っていないと会社として立ち行かないし、締切は守らないと内部処理している人はつらいですよと柔らかく伝えながら助ける。

これでだいぶ、軋轢を減らせたと思っている。
……私は板挟みになってますが。

得意不得意を伸ばしてあげる

メールを送るのにやたら時間がかかるメンバーがいる。私が書いたら3分くらいで終わるのだけど、かれこれ1週間寝かせている。

「私がメール書きますから、私だと分からないここの仕様を決めて貰えませんか」

私が出した助け舟にその人は乗ってくれて、そのボトルネックは解消した。こういう時に自分がやるからと奪うと相手は恐縮したり自分がダメなやつと思うのだけど、君の得意なところはやって、と渡すと軽くコミュニケーションができる。

このパターンの時に特定の担当に連絡して欲しいとこだわるメンバーもいるが、その時は遅延は覚悟して受け入れる必要はあると思う。だって人はそうそう変わらない。

私は個人の得意不得意を見極めて、無理に苦手な事をさせないようにした。それが皆の“働きやすい”に繋がったと思う。

まあ、20代まではなんでもやって自分のキャパや出来ることは広げた方がいいと私は思っていますが。

もし何か気づきになれば幸いです。
お読みいただきありがとうございました!

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