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ベルリンでエンジニア

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2018年にライターからエンジニアにキャリアチェンジした時のこと、その後のこと
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記事一覧

ブートキャンプで教わらないこと: ベルリンでソフトウェアエンジニアになろうと思ってからの3年間を振り返る<2>

こんにちは。ベルリン在住エンジニアの佐藤ゆきです。 今回は、前回のつづきになりますが、半年強の自己学習&ブートキャンプでの準備を経て、ジュニアバックエンドエンジニアとして就職をしたわたしが現場でぶちあたった壁について、書きたいと思います。 前回の記事: 前回の記事では、ブートキャンプで勉強しても「現場で通用するレベルに達することができるかといったらとても難しい」と書きましたが、改めて考えてみると「現場」にもよるなと思いました。就職先で課されるタスクによっては、割とスムーズ

半年でキャリアチェンジって可能?:ベルリンでソフトウェアエンジニアになろうと思ってからの3年間を振り返る<1>

こんにちは。ベルリン在住エンジニアの佐藤ゆきです。 わたしがエンジニアを目指し始めたのは3年前、既に30代半ばの頃でした。それまではコードを書いた経験がゼロ。それから、独学とブートキャンプで1000時間勉強をして、ベルリンのスタートアップにエンジニアとして就職しました。 約2年、エンジニアとしての経験を積んだ今、振り返って思うことを何回かに分けてまとめておきたいと思います。エンジニアにキャリアチェンジすることに関心がある、独学やブートキャンプで学んだあとの勉強方法やキャリ

ベルリンでエンジニアに就職して半年経って思うこと

日本語での発信を長らく怠っていましたが、ベルリンのスタートアップにバックエンドエンジニアとして就職して早7ヶ月が経ち、こちらでは一般的な半年の試用期間もなんとか切り抜けることができました。 プログラミングを学び始めてからまだ1年半弱、就職してからも約半年ということで、常に必死で学ぶモードが続いていて、一応それが発信がなかなかできなかった理由(or 言い訳)なのですが、久々に頭の整理もかねて、ここ半年で学んだことや気づいたことをまとめてみようかと思います。 はじめて私の文章

ベルリンでソフトウェアエンジニアになるために就職活動をしました:就活と面接で意識したこと、労働市場の状況など

注)元記事は、旧ブログに2018年12月に投稿したものです。当時の情報を記載していますので、現在は情報が古くなっている可能性があります。 --- 今年の夏にベルリンでコーディングブートキャンプに参加したあと、本格的に就職活動をしました。 就職活動に使ったサイトや就活と面接の際に意識したことなどをまとめたいと思います。 ベルリンのITエンジニアの就職事情、給与と物価の状況まず、ベルリンにおけるITエンジニアの就職事情ですが、特に経験者は引き続き需要が安定してあるので

ベルリンのコーディングブートキャンプ体験記

<更新情報> 9/29: Week9: ファイナルプロジェクト、ブートキャンプ終了を追加しました。 9/22: Week8: Final Project Week を追加しました。 9/16: Week7: React, React, React..! を追加しました。 9/8: WEEK6: フルスタックアプリの制作、プロジェクト週間、を追加しました。 9/1: WEEK5: バックエンドのつづき(認証、API、ファイルアップロード、Heroku)を追加しました。 8/25

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6年間のフリーランス生活を終え、ベルリンでソフトウェアエンジニアとして就職

注)元記事は、旧ブログに2018年11月に投稿したものです。 ーーーーーーーーーー 約6年前にベルリンに移住して以来、フリーランスでライターや翻訳、コンサルティングなどの仕事をしていたのですが、来月からベルリンのスタートアップにバックエンドエンジニアとしてジョインすることになりました。 簡単に、これまでの仕事のこと、キャリアチェンジをしようと思った背景、なぜエンジニアなのか、そして今後の仕事について書きたいと思います。 これまでの仕事のこと私は日本では累計で6-7年ほ

プログラミングを1000時間勉強して、ソフトウェアエンジニアになるまでにやったこと

注)こちらの記事は、旧ブログに2018年11月に投稿したものです。 1000時間プログラミングを勉強して、未経験からソフトウェアエンジニアの仕事を得ました。 こちらの記事で、勉強した内容と意識したこと、かかった費用などを共有したいと思います。 未経験からエンジニアとして就職するまでに必要な勉強内容、またその方法というのは、場所によっても人によっても異なるので、一つのベストプラクティスがあるわけではないですが、参考程度にご覧いただければと思います。 そもそも、なぜ1

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