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仏教のはじまりの地・ブッダガヤ【インド旅行記5】


こんにちは、yukiです。

今日は、
ブッダが悟りを開いた地
様子をお届けします!

たくさんの花に彩られた、
心落ち着く場所でした。

せっかくなので、
ブッダが悟りを開くまでの物語

簡単にご紹介しますね。

楽しんでいただけますように!


仏教の聖地、ブッダガヤ

インドには、
世界中の仏教徒がやってくる
聖地があります。

その名も、ブッダガヤ

かつてブッダは、この地で、
菩提樹ぼだいじゅのもとに座って瞑想し、
悟りを開いたのです。

ブッダガヤの町はこぢんまりとしていますが、
東南アジアやチベットを中心に、
各国の僧侶や仏教徒が歩き、国際色豊かです。

訪れたのは2月末なので、
季節は乾季。

町のそばを流れる大きな川は
小川程度まで水位が減っており、
乾燥した空気に埃が舞っていました。

さて、ブッダが悟りを開いた菩提樹の場所には、
「マハーボディ」という寺院が建てられています。

コルカタから一緒にやってきたかとさんと、
カラカラの川沿いをしばらく歩き、
マハーボディ寺院に行きました。

観光地でもありますが、
あくまで仏教の聖地なので、
心地よい落ち着きが保たれた空間です。

いたる所に、
色とりどりの花々が供えられています。

ブッダの物語

さて、ブッダが生きたのは、
紀元前5世紀頃(約2500年前)と
言われています。

僕には特定の信仰はありませんが、
仏教に関しては学び続けています。

ブッダが悟りを開くまでの人生を、
簡単にご紹介しますね。


ブッダとは「悟った人」を意味する言葉で、
彼の本名はシッダールタ

シッダールタは、
|釈迦《シャカ》王国の王子として生まれ、
世継ぎとしての期待を受けて育ちました。

幼い頃から学問も武芸も極めて優秀で、
夕べには宮廷の庭で美しい笛を
奏でていたともいいます。

シッダールタは、
若くして愛する人と結婚し、
息子も生まれました。

しかし20代半ばのある日、
かねてより考えていた、
出家することを決意します。

「このまま王になっても、
 心に平和がないのに、
 どうして人々の信頼を得られようか。
 心を支配する悩みや苦しみを
 克服するための“道”を見つけたい

妻や父王には
「“道”を極めたら戻ります」と約束し、
地位も財産も捨てて修行に出たのでした。

当時のインドでは、
バラモン教が信仰されていました。

シッダールタも、
バラモン教の尊者のもとを巡り、
指導を受けていきます。

シッダールタは、
各師が教えうる最高の境地に
すぐさま到達していきました。

「シッダールタ、
 いったい何者なのだ…!」

師は皆、驚愕するのでした。


修行を始めて5年。

シッダールタはバラモン教の
さまざまな境地に到達したものの、
自らが望んできた“道”
見つけられていませんでした。

つまり、
生きる苦しみを乗り越える術は
分からないままだった
のです。

シッダールタは、
極限の苦行へと方向転換します。

肉体の恐怖を克服するため、
山に入って、
痛みや断食に耐えました。

そして6か月間の苦行の末、
身体を痛めつけることに
意味はないと気づいた
のです。

それに気づいたシッダールタは、
食べ物を求めて村に出ていきましたが、
極限まで消耗していたので
途中で力尽きて倒れてしまいます。

倒れたシッダールタを助けたのは、
スジャータという少女でした。

スジャータにミルク粥をもらい、
体力を回復したシッダールタは、
バラモン教のしきたりや聖典を捨て、
自力で“道”を究めようとしていきます。

川沿いのピッパラ樹(菩提樹)のもとで
瞑想を続け、ついに“悟り”に至ったのでした。

現在も緑をひろげる菩提樹は、
当時の樹の接木つぎきによる子孫だそう。

樹は天井のように枝葉をひろげ、
涼しい風が通り抜ける木陰では、
多くの方が瞑想に励んでいました。

ブッダを助けた少女の村


ブッダガヤから川を渡って少し行くと、
スジャータ村と呼ばれる地域があります。

その名のとおり、
ブッダを助けた少女・スジャータ
住んでいた村です。

辺りは広々としていて
とても気持ちがいい場所。

この辺りも、かつては、
ブッダが歩いた道かもしれませんね。


スジャータ村の近くで、
たまたま会った方が
学校に誘ってくれました。


みんな、
元気に挨拶してくれました!

お邪魔してごめんなさい!
勉強、頑張ってね。


仏教のはじまりの地・ブッダガヤは、
ゆったり時間が流れているように感じました。

ここから仏教は、
ヒマラヤを越え、海を渡り、
遥か遠い世界まで広がっていったのです。

とても感慨深い滞在となったのでした。



次回は、
インド東海岸の町・プリー
レポートをお届けします。

海岸での体験は、
けっこう衝撃的でした…
お楽しみに!




最後まで読んでいただき、
ありがとうございました!

それでは、今日も良い1日を!



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