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思い出は脳のどこに保管されているのかな?

僕は小学校5年生の時に、川でバーベキューをした思い出があります。

誤って、冷めきっていない熱い「アミ」を掴んでしまって、火傷をしました。火傷の跡は、手に網の目になってしばらく残っていました。

美味しいお肉、炭の香り、楽しい釣り、そして火傷の痛み…。

僕の思い出は、30年以上たった今でも引き出すことができるけど、どこにしまわれているんでしょう?

● 思い出は大脳皮質に

僕に限らず、あなたの思い出も、人間は「大脳皮質」というところに分散して保存していると考えられています。

目や耳、皮膚、口などの感覚器官で受け取られて、大脳皮質に運び込まれます。そこには、「体性感覚野」ってところにしまわれます。

イラストの黄色いところね。

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そこから、一度「海馬かいば」に運ばれて、長期的に保管できるように処理されます。

そして更に、体性感覚野に戻されて、保管されます。

つまり、脳内で何度かキャッチボールをして、初めて長期的な記憶として残るような仕組みになっているんですね。

● 感情を作る扁桃体へんとうたい

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扁桃体へんとうたいは、ピーナッツくらいの大きさで、快・不快の感情を作っています。嬉しい、怖いなどね。

快  「お肉を食べて、美味しいなぁ〜♪」
不快 「火傷をしたから痛いなぁ〜⚡️」

みたいな。

これも、体性感覚野と海馬のキャッチボールと同じく、扁桃体へんとうたいと海馬でキャッチボールされます。

この時に、扁桃体へんとうたいと体性感覚野の記憶とも繋がるようにできているんだって!

だから思い出す時に、風景や匂いなどと一緒に、美味しいや痛くて不快などの感情も一緒に呼び覚まされるんですね。

● まとめ

記憶については、扁桃体へんとうたいが沢山動いた時、つまり感情が沢山動いた時、より鮮明に残りやすいなんて言われています。

めちゃくちゃ嬉しかった時や、物凄く腹が立った時のことって忘れないでしょ?!

女性の方は、怒った時のことよく覚えていますもんね(😅

別の話になるけど、歴史の年号を覚える時に、感情を込めて覚えるといいって聞いたことがあります。
こういう仕組みからだったんだねー。

これを知っていれば、試験の点数も少しは上がるかな?

「織田信長、全然怖そうにみえなけどー、やったことめちゃ怖っ!」みたいに感情を込めて教科書読むとか…。
早速、子供達に教えてあげたいと思います。

あなたは、記憶についてどう感じましたか?
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今回も、最後まで読んでくれてどうもありがとう!

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