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【Project1】 図書館プロジェクト
週1note vol.2が始まって3週目。
2019/5/31まで、週に1回noteの記事をアップするだけの非常にシンプルな企画。
週1note vol.1では、『人生の転換期』をテーマに、全7回完結型で記事をアップした。
そして今回、週1note(vol.2)では、2019/5/31まで毎週土曜日に更新。
全6回完結型で『秘密基地をつくる』をテーマに記事をアップする。
ただし、なにせリアルタイムに秘密基地をつくりながら記事をアップするので、最終話がどうなるか、書いている本人も全くわからない。笑
それでもよければ、毎週見てくれると嬉しい。
もちろん、このプロジェクトに参加したいもウェルカムだ。
※これまでの記事は最下部にまとめている。
それでは、本題に移る。
今週は、すでにTinys Yokohama Hinodechoでひっそり始めている図書館プロジェクトについて話そうと思う。
≪目次≫
■ 秘密基地(BASE)が目指している姿
■ 図書館プロジェクトとは
■ 始 動
■ 図書館プロジェクトが描く未来
■ 最後に
■ 秘密基地(BASE)が目指している姿
この秘密基地(BASE)では、下記2つのフェーズが実現できるかがポイントになっている。
フェーズ1 : 見知らぬ人同士が自然と集まり、能動的な活動が生まれる場
フェーズ2 : 互いに好きなコト・モノを発信でき、相互に影響しあえる場
これだけだとイメージしにくいと思う。なので、かなり参考にしようと思っている事例をつけたいと思う。
フェーズ1:見知らぬ人同士が自然と集まり、能動的な活動が生まれる場
東京の両国-森下エリアにある「喫茶ランドリー」
ここでの取り組みは、本当に理想的だ。今、代表の田中さんの著書を読んでいるのだが、すごく学びが多い。
喫茶ランドリーとは
「喫茶ランドリー」は、東東京の隅田川の東側、両国・森下エリアの住宅地に2018年1月にオープンしたお店です。広さ約100平米の店内には、コーヒーや紅茶、クラフトビール、カレーや軽食、ケーキを楽しめる喫茶スペースと、その奥にはランドリーやアイロン、ミシン付きの「まちの家事室」も。コーヒーだけでも、洗濯だけでも大歓迎。ひとりでゆっくり、友だちと楽しく、PC仕事やちょっとしたものづくり…… イベントや撮影ごとにもどうぞ。どんなひとにも、自由なくつろぎ。それぞれの時間をお楽しみください。
現在読んでいる本はこちら
もちろん、単に「場」があれば成立するものではない。
大西正紀さんが上のnoteでも書いている通り、見知らぬ人同士でも会話が生まれる工夫や、受け入れられる環境作りがポイントになる。
これは、実際に何かこれといった正解はない。場所や関わる人によって正解は変わる。また、たとえ同じ場所・同じ人同士でも「時間」が変われば正解は変わる。
今回のBASEでは、もちろん「喫茶ランドリー」を参考にするが、決してすべて真似をするわけではない。
良いものはもちろん取り入れるし、自分たちでも模索しながら、新しい施策を打っていきたいと思っている。
そして「喫茶ランドリー」以外にも素晴らしい取り組みをしている「場」はある。
例えば、西千葉の「HELLO GARDEN」それに横浜の「BUKATSUDO」
我々のゴールは、「あらゆる人のターニングポイントとなる場」を作ること。
そのために、各々がもつ「やってみたかった」と思うことを気軽に実現でき、
互いに好きなコト・モノを発信しあうことで、相互に影響しあえる場を作ることが必要と考えている。
これを実現するための良い方法は、積極的に取り入れていくべきだと強く思う。
フェーズ2:互いに好きなコト・モノを発信でき、相互に影響しあえる場
これは、HITOKOMAの考えに強く影響を受けている。
私は、根っからの人見知りだし、コミュニケーションを取るのが億劫になる場面もある。そして 自分の中で「好きだ」と発信できる事柄が非常に少ない。
これは「好き」と思うものに出会えていないのではない。
「好きだ!」と発信できるハードルが非常に高いことが原因である。
例えば、こういったことを気にしてしまう。
・自分が「好き」と発信しても、自分より詳しい人がいたらどうしよう。こんなレベルで「好き」って言って良いのか?
・自分が「好き」と発信しても、興味持ってくれるのか?誰も興味持ってくれないのでは?
また人によっては、下記のようなことを考える人もいると思う。
・そもそも「趣味」とか「好き」と思うものが見つかっていない。
・新しいコト・モノに出会える場やきっかけがない。
こういった悩みも解消できる場を作りたいと思っている。
■ 図書館プロジェクトとは
まず手始めに、上段で述べた2つのフェーズ実現にむけたプロジェクトを1つ、Tinysで走らせている。これが「図書館プロジェクト」である。
図書館プロジェクトとは?
子供からお年寄りまで、様々な人の「今の自分を創った1冊」をうかがって展示し、無料貸し出しできるようにするプロジェクト
私は最近まで本を読むということはしなかった。
ただ、HITOKOMAや各種フェスの運営を行ったり、これからの働き方を考えていく中ですごく悩むことが多かった。
いわゆる「生きていく上でつきものの悩み。正解のない問題」である。
その時、自分の中で答えを見つけるのに役立ったのが読書だった。
本は悩みを解決してくれる処方箋。本を読むことが目的だった時は、しんどかったが、処方箋と思えるようになってから、読書が楽しくて、本を読むことが増えた。
そして、今の自分を創った本に何冊か出会ったのである。
世の中には数え切れないほど本が出版されているけれども、人生を創り出すほどの衝撃を与えた本に出会うことは、めったにない。
普段読まない人にとっても、その人個人の人生が創られた本であれば、気になるものである。
そんな「今の自分を創った一冊」ばかりを集めたら、いろんな発見があるんではないかと思って企画した。
誰かの特別な一冊は、もしかすると自分にとっても何かのきっかけになるかもしれない。
Tinysにこの話をした時、二つ返事でOKをもらった。
■ 始 動
まずTinysにいるコミュニティビルダーやTinysでゲストとして来てくれた方に「今の自分を創った1冊」を聞き、本を購入して展示を始めている。
まだ本は、数冊程度ではあるものの、始動させた。
※音楽のHITOKOMAで講師をしてくれたAKIRA KUBOさんに依頼。快く教えてくれた。
そして現在、Tinysにふらっと遊びに来てくれたお客さんにも「今の自分を創った1冊」を投稿できるように準備を進めている。
イメージでは、ラジオのリスナー投稿みたいに、ボックス設置で手書き投稿や
メール投稿できるようにするのが良いかなと思っている。
あるいは大学生協のひとことカードのように投稿してコメント返しもできると理想だなと思いつつ、まだどうしようか検討中。
■図書館プロジェクトが描く未来
この図書館プロジェクトで、Tinysが「自分の思い入れのある本を発信できる場」「人生を変える本に出会える場」になればと思っている。
そして、「本」がきっかけで集まる場となり、新しい交流が生まれたら嬉しく思う。
現在は数冊なので、Tinysのカフェの中でのみ読めるようにしている。
20冊ほど集まったタイミングで貸し出しできるようにしようと思っている。貸し出しは、あえてアナログの図書館カードも良いなと思ったり。笑
というのも、ジブリの「耳をすませば」での1シーン。主人公の月島雫が、天沢聖司を知るきっかけが図書カードだったから。
雫は、自分の借りる本がいつも聖司が先に借りていることを、図書カードから認識したのだ。
それがきっかけで、雫は聖司の存在を知り、会ってみたいとなったのだ。
自分と同じ本を読んでいる人を知れるし、会話のきっかけにもなると思う。また、この図書カードに読んだ感想も1言かけるようにすると良いかもと思ったり。
そしてすごく反響があった本は、著者の方をお招きして読書会するのも良いなと考えたり、本を読まない人向けにハードルを下げた取り組みとかしたいなと思っている。
本を読破するのに掛かる時間ごとに本を分けて展示している。
画像にもあるように「5分」「30分」「1時間」もあれば、「一生かけて読める本」なんかあったり。
やれることは無限にあるし、どれもワクワクする笑
これらは、あくまで頭の中にある一案でしかないので、もし一緒にやりたい人がいれば、ディスカッションしましょ!あと良い案あれば是非教えて欲しいです!
大事にしたいのは、単に人が集って、お互い顔と名前だけを認識できる場では意味がないという考え。
その人の人柄や人生がわかり、その人自身を好きになってもらえる工夫が必要だと思う。
■最後に
こういった
・見知らぬ人同士が自然と集まり、能動的な活動が生まれる場
・互いに好きなコト・モノを発信でき、相互に影響しあえる場
を作る取り組みをどんどんやっていきたい。
そして来週は、まだ書く内容が決まっていない。笑
というより、プロジェクトがまだないのだ。
だから今週考えて、実行まで移せる状態にしようと思う。
なので、「こんな取り組みあるよ!」「私これやりたいなって思っているけどどうかな?」って意見は非常に嬉しいので、よろしくお願いします。笑
今週は以上!
秘密基地をつくる - 「やってみたかった」が集う場 -
00 【プロローグ】週1note vol.2 スタート(4/20 土)
01 【Overview】秘密基地(BASE)とは- 「やってみたかった」が集う場 -(4/27 土)
02 【Project1】図書館プロジェクト(5/4 土)
03 【Project2】『アイデアをカタチにする』 プロジェクト(5/11 土)
04 【イベント・コミュニティ作り】最も意識しないといけない事(5/18 土)
05 【最終話】「BASE」がつくりたい未来(5/25 土)