火葬、近くから娘がいなくなった日。火葬の自己手配と業者手配の違い。
火葬の日、結愛とのお別れ
1月2日に娘が生まれ、亡くなり、今日で6日が経過しました。1月8日、今日は火葬の日です。
本当はずっと結愛をそばに置いていたい気持ちでいっぱいです。しかし、それでは私たち自身が前に進むことができません。大切な娘をきちんと送り出してあげなければならないと心に決めました。
待合室にて
妻の体はまだ帝王切開後で万全ではなかったため、車椅子を借りて移動しました。火葬開始までの間、結愛ちゃんに最後のお別れをするたびに涙が止まりませんでした。
火葬場で、前室に流れていく娘の小さな棺。あの光景は一生忘れることがないでしょう。
収骨の瞬間
火葬後、収骨の時間となりました。事前に「赤ちゃんの骨は残らない可能性が高い」と言われていたため、その場合は遺灰を持ち帰ろうと話し合っていました。
しかし、驚くほどきれいに骨が残ってくれていました。この時は本当に嬉しくて、心の中に少しだけ安堵が広がりました。
葬儀費用について
今回、私たちは業者を通して千葉市斎場を利用しました。少し生々しい話になりますが、火葬料金や業者に頼んだ場合の費用についてご紹介します。これから出産や不測の事態に備える方に、少しでも参考になればと思います。
斎場の火葬料金のみだと12歳未満は3,000円でした。
今回は、すごく親身に対応いただいた「小さな森の家」さんにお願いをしたのですが、個人で火葬した場合と業者を手配した場合の違いを紹介します。
(出産を控えている方には申し訳ありません💦)
〇小さな森の家 様 (58,000円)
(内訳)
・人件費 16,500円
・棺 16,500円
・ドライアイス 11,000円
・骨壺 11,000円
・火葬代 3,000円
〇個人手配 (12,000円+α)
(内訳)
・棺 約4,000円
・ドライアイス 1日約3,000円
・骨壺 約2,000円
・火葬代 3,000円
業者に依頼して良かった点
個人手配と業者手配では約4万円の差がありました。しかし、今回「業者にお願いして本当に良かった」と感じた理由が2つあります。
1. 棺の準備と見た目
病院での出棺式では、病棟の多くの先生や看護師さんが集まり、結愛を見送ってくださいました。そのような場面では、やはり見た目が整った棺で送り出せたことが良かったと思います。また、私たちは霊柩車の手配をしていなかったため、自家用車での出棺となりました。これも洗車をしっかりしておいて正解でした。
2. 火葬場での案内と手続き
個人手配の場合、全て自分たちで行う必要があり、慣れない手続きに混乱していたと思います。しかし業者手配では、火葬場の受付で待機している間に全ての手続きと案内をしていただき、とてもスムーズに進められました。この点でも安心感がありました。
最後に
結愛ちゃんを火葬して送り出すことは、本当に辛い選択でした。しかし、きちんと送り出してあげることで、私たち家族は少しずつ前を向くことができると信じています。
妻もまだ完全には回復していませんが、これからも二人で支え合いながら進んでいきます。
このような経験が、同じような状況に置かれた方に少しでも参考になることを願っています。結愛ちゃんの存在は、私たちにとって永遠です。
これからも心の中で彼女を大切にしながら生きていきます。
次は、出産の費用について説明できればと思っています。
おやすみなさい。