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『脳みそ未満、手記以上』#1 -趣味の話になると饒舌-

11月も上旬が暮れてしまいましたね。
秋が失われつつあることに嘆いている、11月生まれの私です。

郷里では、すでに寒さが身に沁み入っているわけで、
冬眠中の動物か!ってくらいに活動レベルが落ちてます、、、

そんな鬱々感満載の日々を振り返っていきます。


本の話

ご趣味は…? と聞かれると「読書です」と答えてしまう、雰囲気盛り下げ人間ですが、現に出版人だったので仕様がない。
普段の読書記録は「読書メーター」というサイトで行っているのですが、
アウトプットよりも「記録」重視の機能設計なので、ある程度文量のある感想や書評を書きたいときはnoteに投稿しています。

読了リスト

小 説:川端康成『古都』
その他:『チーム・ビルディングの教科書』(秀和システム)

コメント

『古都』
晩年の作品。書評を書こうかと悩んだのですが、構想を膨らませきれず、
というか、解釈の楔を打つポイントがなかなか見つからず頓挫しました。
wikiによると、ノーベル文学賞選考対象作品だったとのことで、
”う~む。頭の良い人の感性には足元にも及ばないなぁ”と。

ちなみに、川端作品の中で私のお気に入りは、
『山の音』、『舞姫』、『雪国』です。
こちらの作品たちは、再読した後、書評を書いてみる予定なので、
奇特な方、事前に首を伸ばしておいてくださると幸いです。


『チーム・ビルディングの教科書』
こちらはビジネス書。
コンサルタントといっても、人材育成・組織開発論が割と専門、というか好きなので、この類の書籍はついつい手に取ってしまいます。
企業の事業計画等では、組織は部門・部署単位の大きな括りになってしまいます。
他方で昨今、転職が盛んなこともあって、労働者自身は”個”の時代!リスキリング!と組織の外を意識しがちです。
このような環境の中、現実問題として企業経営・マネジメントをどう進めていくべきか。
そうした課題に対して、部門でもなく、個人でもない「チーム」の形成・強化への取組みが具体的に示されています。
互いにいがみ合っているチームは言うまでもなく、優秀な個が揃っていても”アポロ・シンドローム”に陥る可能性は十分にあります。
企業の資源は旧来だと、ヒト・モノ・カネ
加えて現代は、時間・情報・知的財産などと言われています。
しかし、こうした資源を実際に扱えるのは「ヒト」のみ。
経営状況を顧みて、改めて土台の固め直しが必要と感じるのであれば、
本書を一読してみるのも良いかもしれませんね。
(書評にして、きちんと論じれば良かった😢)

アポロ・シンドローム
 組織論の研究家である、メレディス・ベルビン博士が行った実験による。
 個としての能力が優れた人間だけで組織された一群とその他の群を作り、共同作業によるワークを行わせた結果、前者では自身の正当性を通そうとするなどの非協調的な部分が目立ち、結果として、その他の群に劣る成績を示した。

【取扱注意】私見が含まれています。


音楽の話

趣味の話でいえば、もうひとつ欠かせないのが音楽。
聞くのも、観る(広義では聞く)のも、演奏するのも大好き。
サマーソニックとカウントダウンジャパンは毎年参加してます(^^♪
ちなみに、演奏できる楽器はギター、ベース、ドラムです。ちなみに。

終わりなき(?)作業

それで、これは誰にも話せてなかったことなのですが、このエッセイの話題で定期的に扱いやすいかなぁと思って開陳してみます。
音楽鑑賞趣味のサブジャンルみたいな位置づけなのですが、
自分のitunesのリスト全曲を★で評価していくっていうのをやっています。
(この時点で、かなりの人が付いて来られてない気がする、、、)

いまのところ、曲数が14,000曲ちょっとあるリストを、アーティスト名のイニシャル順に聞いて、絶対評価で5段階の★を付けています。
目的は、当然好きな曲をマークアップしておくというのもあるのだけれど、
サブスクよりフィジカル(CD)派な私としては、アルバムとしての完成度や、時代ごとの音楽性の変化を可視化できるのが良いなぁと。
あとは、作曲のお手本にしたい曲も「音楽における美」的な観点でチェックしています。

ただ、なかなかMAX集中で曲を聴くのは疲れるもので、どこで何の楽器がどのくらいの音量バランス・明瞭度で鳴ってるとかを総合的に評価しているので、亀さんスピードで進行中なのです、、、

進捗など

今週でイニシャル”N”の評価付けが終わりました❕
みなさんの好きな”N"のアーティストはどなたですかー?

私は、好きなおかずを最後まで残しておくタイプなので、
”N"の締めは、Nine Inch Nailsというバンドでした!!
NINのライブはソニックマニアというフェスで一度しか見たことがないのですが、「静(哀)」と「動(怒)」が美しい世界観を展開する音楽性です。

作品を順々に聴いていて感じたのは、『Hesitasion Marks』以降、マスタリングが変わってマイルドな音色になったかなぁと。
それが規格に関わることや、バンドの意向ならば致し方のないことですが、『Broken』みたいな、良い意味でガチャガチャしている感じがやっぱり私は好きですね。

ついでですが、マンガ『の(”No”)だめカンタービレ』を読み返していて、
ベートーヴェンがマイブームになっているので、
最近は、”エグモント序曲”をちょこちょこ聴いています。

うまく(?)”N”つながりで締まりましたので、#2へ。悪しからず。

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