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一月四日という一年
こんにちは、ゆきふるです。
今日は一月四日、新年の仕事始めの日。
昨年の十二月二十八日、
あの夜、私は何をしていたっけ?
友人との笑い声が響く中で、年の瀬を楽しんでいたか、あるいは家族との温かい時間を過ごしていたか。
ああ、一週間ほど前のことがひどく遠く感じる。
あの時の私は、今の重たい気分とは無縁に、確かに自由を満喫していた。
しかし今、現実が私を待っている。
忘れていた仕事の山、プライベートの問題。
それらが次々と頭をもたげて、気分はどんどん重くなる。
あの解放感が、やはり遠い夢のように思える。
それと同時に、今日この瞬間からどんどん進んでいく社会的な時間に取り残されまいと、自分も立ち上がるしかないんだとも思う。
立ち止まって、深呼吸してみる。
ちょっと前の記憶と、今、そしてちょっと先の未来のことを思って、そしてふと気がついた。
十二月二十八日の夜の開放感は、今日の私の行動によって生まれる。
今日の頑張りが、いつかの私を救う。
これは、不自由の中の自由を生きる私のお話。
次の自由に向かうスタートラインに立った私のお話。
一月四日は、一年そのものなのかもしれない。
一年という長く短い物語の始まりのシーンであり、そして最後のシーンの導出につながる一日なのだから。
だから今日、一月四日に立ち止まって、こうして深呼吸をするんだ。
十二月二十八日の夜の開放感を作るために。
バトンをつなぐために。
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では、また。