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たりない冬、あり余る夏

今日の午前11時、気象庁から「関東甲信、東海、それに九州南部が梅雨明けしたとみられる」という発表があった。このまま確定すれば、観測史上最も早い梅雨明けとなるのだとか。

パーカーや毛布が必要なくらい寒くなったと思ったら、準備期間もなく急に30度を超え、夏がフルスピードでやってきた。「え?あれ?梅雨は?」と戸惑っているうちに酷暑だ。すでに辟易している人も多いことだろう。

それでも私は、こんなお騒がせ展開に頬をゆるめてしまうほど、夏が大好きだ。

春が来るとうれしい。
夏が来ると、もっとうれしい。
もっともっと、うれしい!

夏だ!!!

朝起きて最初に目に映るのは、カーテンの隙間から差し込んでくる熱を帯びた太陽の光。

「ああ、今日も晴れてるな」と確信してカーテンを開ければ、ブワッと全身を包み込む朝の熱気が、すでに顔をしかめるほどに暑い。

今日もす〜〜〜ぐに洗濯物が乾くぞ。

もう、それだけだってうれしいのだ。
15時に干したって洗濯物が乾いてくれる。

太陽のパワーをはじめとして、夏は、いろいろなものが「有り余る」季節だと思う。

余談だけど、
「ありあまる」ってひらがな表記にしてみると、字面がくどいよね。
「ありあまる」には、丸みがありあまっている。
母音もaiaauで、5文字しかないのにaが3つもある。くどい。

例えば『余るほどたくさんある様子。 充分すぎるほど豊富なさま。』という意味の言葉が「ぽち」だったら物足りなさがある。
この意味を持たせる言葉に、重複の感覚を与える「ありあまる」を選んだ昔の人ってすごい。意味と文字の整合性が高い。

と、タイトルを打ち込みながら思っていた。
「たりない」をひらがなにしたから本当は「ありあまる」にしたかったけれど、視認性が落ちる。

「足りない」に合わせて「有りあまる」にすると後半のひらがなに違和感がある。「足り無い」「有り余る」だと漢字続きで堅い。
ということで「あり余る」にした。本当は全部ひらがなのほうが美しいのだけど、「ありあまる」では、ありあまっている。

……なんの話?

つまるところ
晴れの日も、日照時間も、気温も、入道雲も、遊びたい欲求も、セロトニンも、エネルギーも、レクレーションも、イベントも有り余っていて、外でビールを飲むのが最高に美味しい夏が大好きだって話だ!

ちなみにこれも余談なのだけど、「人の性格は気候に影響される」という研究結果はさまざまな国・研究機関から発表されていて
温暖な気候だと人は助け合いの精神が強くなり、気前が良くなるという研究結果が出ているそうだ。フランスでは、晴れの日は曇りに比べてナンパとヒッチハイクの成功率も高くなるという。参考記事はこちら


余談に充てる時間配分を完全に間違えたnoteが完成した。
余談、ありあm(黙)

なんくるないさ〜〜🌺



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