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後期高齢者人口が人口全体の18%を占めると言われている今、介護業界の人材を大切にすることについて。
私がコーチになると決めた理由の一つに
介護業界をもっと良くしたいと言う
かなえたい夢があります。
介護業界3Kなんて言われても
それでも誰かの役に立ちたいとか、
人生の大先輩方を支えていきたいとか、
今まで頑張ってきた方々の力になりたいとか、
いろんな思いでやっている人たちが多い。
そんな人たちが心も体もすり減らして辞めてしまうなんて、
あんまりです。
超高齢化社会2025年問題。
他の企業だって人材不足なのに、
こんなきつい介護業界で人を大切にしなければ、
どんどん人がいなくなってしまいます。
そうなれば家族が家で介護するしかなくなります。
家族が安心して仕事や子育てができるように、
自分の人生を生きられるように
介護業界守っていかないと
いけないと思うのです。
辞めた私が言うのも図々しいですが、
多少きつくたって、仕事の中のやりがいだとか
楽しみだとか、仲間だとかでどうにか26年続けることができました。
でもそれらが無くなったり見つけられなかったりすると、
心のバランスが崩れて続けられなくなってしまうのではないでしょうか?
もちろん収入面も大事です。
処遇改善加算なんてものを付けたりなどの改善もありましたが、
それだけで離職率どれだけ変化があったのでしょうか?
今後の人材確保に十分なのでしょうか?
私もご利用者との関りが嫌になったわけではなく、
心のバランスが取れなくなってしまったのです。
最後には体の不調が出てしまって。
こんな非力の私一人では介護業界全体なんて
どうにもできませんが、
一人でも二人でも心が楽になるように
今の私にできることをやろうと思います。
今日の短歌(2)