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#読書の秋2022
『かわいい我には旅をさせよ ソロ旅のすすめ( 坂田ミギー/産業編集センター)』を読んで、自由に旅ができる世界の再来を渇望する。
旅が好きだ。とりわけ、一人旅が好きだ。 独身時代はもちろん、結婚してからはさすがに行きづらくはなったけれど、タイミングを見てはちょくちょく一人旅をしていた。 それが、このコロナ禍によって、大きく状況が変わってしまった。 特に海外には、もう3年近くも行っていない。 そうなると、もう一つの趣味である読書も、自然と「旅」関連のものに食指が動くようになる。 そんな時に出会ったのが、この本だ。 著者の坂田ミギーさんは、広告のクリエイティブディレクターをされる傍ら、「旅マニア」とい
『会うたびに「感じのいい人」と言わせる大人の言葉づかい(齋藤孝/大和書房)』を読んで、テキストベース社会の生き方を考える。
「最近の若い者は・・・」、 その昔、ドラマや小説、漫画の中でよく目にしていたセリフだ。 気づいたら、そのセリフを言うような年代に、自分が突入していた。絶望か。 若手世代と接していると、「言葉の選び方」に違和感を覚えるシーンが増えてきた。 いや、もちろん上の世代にもそういう人はいるし、自分だってそういう時もあるんだろうけど、最近如実に増えてきた、と感じる。 それはおそらく、「テキストベースのコミュニケーション」の比重が高い社会になってきた、ということも関係しているのだろう。