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[漫画&ブログ] THIS IS JAPAN! 第12話 ~This is 3S政策!~

今回の漫画&ブログはいつもとノリを変えて、ちょっと都市伝説とか陰謀論ぽい内容です!実は私はオカルト系も好きなんです。小さい頃は心霊写真やUFOブームがありましたし、今でも都市伝説系のYoutubeで「この世界を裏で支配する闇組織がある!」的なのを見て「ウワー怖い!本当かな!本当な気がする!」…みたいにゾクゾクしています。今回のブログも、そういう都市伝説ノリ半分、本当半分で読んでください。個人的に3S政策は、都市伝説よりも本当に近い出来事なんじゃないかなと思っています。

ご存じの通り、日本は第二次世界大戦の敗戦国です。でも敗戦した割には平和な感じがしませんか?今のロシアのウクライナ侵攻、イスラエルのパレスチナ虐殺では、負けた側は皆殺しにされたり敗戦後も搾取され続けたりと悲惨な未来が待っていそうですよね。それが戦争というものなのですから。なのになぜ日本は普通に暮らしているのでしょうか?実はそれは勘違いで、見えない形で皆殺しと搾取が行われている、そのベースにあるのが3S政策かもしれないのです!恐いですね~。どう言う事か説明します。

戦争の基本は縄張り争いです。侵略し合うという事です。自然界の動物もよくやっていますよね。住みやすい場所を取り合います。我々は猿の延長にある生き物なので、同じ本能を持っています。歴史的に人間はずっと侵略戦争をしていました。三国志もそういう話ですし、アメリカ大陸も元は原住民が住んでいた所を、彼らを殺して手に入れたのです。「うわ~怖い日本はそんな野蛮じゃなくてよかったな~」と思いがちですが、我々だって例えば北海道は元々アイヌ民族が住んでいる土地だったのに、本州の人たちが侵略したわけです。その本州も、元々は小さな国のようなものがバラバラに存在していて、それぞれ縄張り争いの戦争をしていました。そして江戸時代の初めに現在の日本という一つの形に統一されたのです。その後の世界大戦の時代も、中国や朝鮮半島、東南アジアに侵略をしました。大人しいのは本当に最近だけなのです。

人間の場合、縄張り争い、侵略し合いとは土地だけではなく「考え方」も含まれます。例えば資本主義の国と共産主義の国は対立しやすいですよね。アメリカと中国・ロシアがそれです。資本主義と共産主義は社会の作りが違う=考え方が違うのがその理由です。人間は「考え」で動くので、違う考え方の国はお互いにとって変な事をしてくるかもしれない邪魔者という事です。どちらの意味の縄張り争いでも究極的な目標は、相手を全滅させる事です。物理的な縄張り争いではシンプルに、相手を皆殺しにするかその土地から追い出して自分がそこに居座るという事です。考え方の縄張り争いでは、相手の考え方をこちらと一緒にさせるという事で、具体的に言うと「文化と言語の破壊」という事です。いまいちピンと来ないと思いますが、アイヌの例で言えば、アイヌ民族には独自の文化と言葉があったのに、本州から侵略された後に「アイヌ文化なんかやめて俺らと同じ生活スタイルにしろ、言葉も同じのを喋れ」と押し付けたような事です(なので今ではあまり残っていません)。同じような事は世界中にあります。英語やフランス語、スペイン語は世界の色々な国で使われているのですが、それは過去に侵略&植民地化があったからなのです。土地だけでなく「考え方」の縄張りを侵略で広げていったわけですね。植民地は、侵略してそこの住民農業をやらせて利用したというパターンです。

さてそこで日本です!第二次世界大戦で日本はど根性を見せました。明らかに負けてるのに全然降参しないし、特攻隊だーとか言って戦闘機で自爆して来るのです。日本は切腹の文化があるので、割と死ぬのがクールみたいな文化、つまり「考え方」があったんですね。アメリカからすれば正直怖いです。死ぬ気があれば何だってして来ちゃいますもんね。なので戦後にアメリカが日本を支配する時、こいつらど根性とか言って何してくるかわかんないから、アホにしちゃおうと考えたわけです。「考え方」を変えてしまおうという事です。それに使われたと言われているのが3S政策です。

それによって日本の考え方を欧米寄りに変えていきました。文化を破壊する方向でいこうという事です。物理的に侵略して皆殺しにしたり追い出す方向、もしくは植民地にして利用するのでも良かったかもしれませんが、その頃の1945年は世の中的に、もうそういうのは良くないよという考えが強かったのです。そういう事をしたら逆にアメリカが他の国に「うわーこの人たち野蛮だから友達になるのはやめておこう」と思われてしまいます。なので文化侵略ルートでいきました。

最初に書いたように、現在我々は普通に暮らしています。侵略なんてされていないように見えます。でも考えてみてください。例えば家を建てる時、昔ながらの畳の部屋を作る人は激減しましたよね。冬の寒い時期に外で半纏を着る人もいません。あと「台所」は「キッチン」と言うようになりました。インスタに焼いたアジの写真を載せる人はあまりいません。載せるならムニエルとかアクアパッツァとかです。ちょっと思いつくだけで、欧米化した日本の文化と言語は結構あります。欧米的なものはおしゃれ、伝統的な日本的なものは何かださいという意識寄りになってしまいましたよね。「野菜汁」の「じる」なんてなんか嫌な響きすらして「野菜スープ」と言います。ちょっとこれって文化と言語が侵略されている感がありませんか?そして最も重要なのは、我々日本人のど根性は基本「お国のため」から来ていたわけなのですが、そのお国から目をそらさせる目的があったのが3S政策なのです。お国のためとは具体的には「政治」です。そして今を振り返ってみましょう。あなたは政治に興味がありますか?選挙に行っていますか?「政治はよくわかんないなー」「選挙行ってないなーてへへ」という人は多いと思います。私もそうでした。私の育った1990年代は、最高に若者がアホになっていました。3S最高で、政治とか国とか一切考えていない人が激増しました。そうです、お国から目をそらさせる3S政策が大成功したのです。そうする事でアメリカ的には、もう日本はヤバど根性で歯向かって来る事は無くなったし、3Sで欲望MAX&アメリカカッコイイーになったからいろいろ物が売れるし、日本の政治もアメリカ有利にコントロールできるしで良い事ばかりというわけです。ミニ植民地化という事です。よく「日本はアメリカの言いなりだな~」と言われていました。でも我々の世代はそれがどういう意味かも分かっていませんでした。そのくらい「考え方」の侵略は大成功していたのではないでしょうか。

まあでも普通に暮らせているからいいじゃんと思うかもしれません。でもここから、3Sから発展した私の妄想を始めます!最初の方で縄張り争い(侵略)の究極的な目標は、相手を全滅させる事だと書きました。今の日本は少子化で人口が減ってきていますよね。仮にこのまま減り続けてゼロになれば、めでたく全滅という目標も達成できますよね。そうです、ひょっとしたらそれも、長いスパンでの3Sの目的だったのかもしれません。少子化や結婚をしなくなった理由について考えてみましょう。たぶんこれら4つ

①お金が無い
②良い人がいない
③遊んでいたい
④子供を育てる自信がない

…が基本ですよね。①のお金が無いのは、日本が30年間不況続きのためです。その原因は日本の舵取りの失敗です。つまり政治の失敗、そしてそれは我々が政治に無関心になってしまい「どうせアホ国民は気づかないだろう」という事で自己中の変な政治家が増えてしまったからではないでしょうか。つまり3S政策によってお国から我々の目がそれてしまった結果なのです。②の良い人がいないというのも、3SのSEXが自由恋愛に発展しために相手を選べるようになった結果です。③の遊んでいたいはそのまんま3Sの影響です。3Sは娯楽に発展したからです。④の自信のなさには2種類、「世の中が厳しくなって子育てのハードルが上がった」事と、「生育過程で低い自己肯定感がベースの大人になってしまった」という事があると思うのです。不況が続いて不安な雰囲気が基本の世の中になると、どうしても神経質になってしまいます。それが今世の中にある、他者への厳しさの根本になったと思います。つまり、①から派生して④の原因になったのではないかという事です。そしてもう一つ、自己肯定感が低く成長してしまったパターンです。これは生育環境におけるつまづき、要は親の悪い影響が強かったという事です。例えば親自身が3Sにとらわれていたら、子育てはネグレクト気味になります。子供を置いて3SのSEX、つまり彼氏のほうを優先してばかりだったり、SPORTS、私はこれは競争&比較に発展したと漫画に描きましたが、親自身が仕事で出世を目指してバリバリやっていても、子供を放置気味になりやすいです。逆に子供に競争&比較の論理を押し付ける事で、優秀&良い子供でいる事を強制するパターンにもなりえますし、①から派生して世の中が不安定になり親自身もメンタルが不安定、神経質になると、過干渉にもなりえます。不安感が強いから子供のミスを許せず過干渉になるという事です。

その一方、そんな回りくどい流れでなくシンプルに、3SのSEX、エロ的なものやアイドル的なものが増えたためわざわざリアル異性でなくてもいいやという意識に変わったのも大きいと思います。大昔の日本は元々、吉原の遊郭という今で言う歌舞伎町の風俗&ガールズバーみたいな場所が大人気でした。また、旅行に行けばお宿には飯盛女という地方のソープ嬢的な人とエロい事ができるというシステムもありました。つまりエロ民族なのです(ただしそういう女の人たちは不健康で早く死んでしまっていたので、男性優位のエロ暴走国家でした)。そういうエロベースがあったので、3SのSEXは効果抜群だったと思います。最初は自由恋愛にも発展したのですが、それが現在は疑似的な異性像にまで発展しすぎてしまったという事です。

何にしても、最初は「考え方」の侵略という意味で始まった3S政策ですが、もし何十年スパンで今のように少子化にして物理的な侵略もいける一石二鳥を目指した政策だったとしたら…素直にアメリカ様すごいな~そりゃ戦争も勝てないよね~と思いますよね。

最後に、今みんなが思い浮かべるようなオタク文化、要はかわいい女の子とイケメンが重要になるアニメ的な娯楽は、1970年代後半~1980年代から大きく発展しました。細かくは省略しますが、男性向けの基本要素である幼めの女の子が主体のキャラクター造形は、1980年代のロリコンブームから始まっています。宮崎駿監督もその一人です。女性向けのBL文化はそれより前から漫画ではちょこちょこあって、1978年にComic JunというBL専門誌の創刊によって大きく広がりました。そして同時にこの時代は、恋愛ブームでもありました。男女ともにオシャレをするようになり、ディスコブームがあり、トレンディドラマも始まります。ラブコメ漫画も大ブームでした。「タッチ」なんて野球漫画なのに恋愛のほうがメインですもんね。そして恋愛ブームという事は、逆に恋愛できない人はヤバイみたいな意識も強かったのです。そんな中で勃興したのがオタク文化でした。ブームに適応できない事は悪い事でも何でもありません。でも世の中の空気のほうが優先されちゃいますよね。現実に適応できない彼らが、悲しい事に本来持たなくてもいい劣等感を持つはめになって、理想の現実をSCREENの中に作ろうとしたわけです。

そして現在のオタクブームです。古い人間の私から見ると、今のアニメは絵的にもノリ的にもオタク風味があるものばかりです。それをすごく多くの人が観ているなんて、ずいぶん世の中が変わったんだな~と思います。でもそれだけ、現実に適応できない人、要は生きづらさを感じる人が増えたせいなのかもしれません。本来のオタク層が持っていた悲しい気持ちをみんながうすーく持つようになったというか。3S政策は「考え方」を欧米寄りに変えて行く政策だと書きました。我々は東洋人です。超基本にある昔からの宗教観がまず欧米とは違います。なので、表面的には欧米的な先進国の生活様式に変わって豊かに暮らしているようでも、どこか本質の部分では違和感やずれを感じていて、それがずっと積み重なって今の生きづらさにつながっているのかもしれません。自分は、人間が縄張り争いで侵略し合う事は、良い悪いを超えた「ただ、そういうもの」であると思います。生き物の本能がそうなので、逃れられない事なのです。でも3S政策のように何か娯楽とか誘惑でコントロールされて大事な事を見失いそうになっている状態って、気づけば逃れられますよね。エロ的な物、競争的な物、アメリカ文化的な物、全部良い/全部悪いではなく、自分でいいなと思った物は楽しめばいいし、いいと思わされているだけだなと思った物は無視すればいいのです。私だってバンズのスニーカーとGAPのデニムを履いて、MA-1を着ます。昨日は夕ご飯を食べながらプレスリーの映画を観ていました。でも寒い時は半纏を着ています。そういうほどほど意識が積み重なれば、良い具合に3Sと付き合えて本当の意味での豊かな暮らしにつながると思っています。

[おまけ]
実際にGHQの直接支配は1952年で終了しました。なので実際は3S侵略の種だけをまいて、その後3Sが増殖していったような事だと思います。しかし!ここからまた都市伝説的な話になります。Wikipediaによると、読売新聞と日本テレビがアメリカ中央情報局のスパイ協力者という事になっています。つまりこれは、彼らとアメリカはつながっていて、3Sを1952年以降もがんがん広めて日本人をアホにしてってくれよと依頼されていたという事なのです。恐ろしいですね~本当でしょうかね~。

でも個人的には読売新聞よりも、スポーツ新聞のほうが3S全開な気がしますが…。スポーツ情報(SPORTS)芸能ゴシップ(SCREEN)風俗ページ(SEX)ですもんね。週刊誌もスポーツ選手含めた芸能人のゴシップ(SPORTS&SCREEN)、グラビア(SEX)で、3S全開です。こういう日本オリジナルの媒体が誕生している事も、3S政策が実際にあったんじゃないかな~と感じる理由です。ちなみに今は、3Sから発展して6Sの時代かもしれません!気をつけましょう😇




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