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関口
2020年9月5日 23:36
急な階段をあがった2階に、90代のおばあちゃんが一人で住んでいた。私でも少し息の上がるような段差。その場所は、以前愛人だった方が探してくれた思い入れのあるお家だった。 2階の階段を昇り降りし、買い物に出かけたり、病院にいったり、家のことも全部自分でやっていた。普段通り、受診に出かけたところ、病院内でワゴンを避けようとして転び圧迫骨折で入院した。リハビリを頑張り、自宅に帰って来たものの、長
2019年3月6日 23:40
「今日が最期かもしれない。」先輩が訪問から事業所に帰ってきて一言発した。誤嚥性肺炎で入退院を繰り返している利用者さん。去年の年末に退院し、自宅看取りの方針で関わっている。年末からいつ亡くなってもおかしくないという見立てであったが、訪問看護が連日2回/日で介入し、良くなったり悪くなったりの波を繰り返しながら現在に至る。 今週から状態が急激に変化し、いつ亡くなってもおかしくない程に下降
2019年1月6日 00:24
私の会社には日報というものがあります。臆病な私はメモに残すものの、日報にあげられなかったものがたくさんあるのでここにあげてみます。今日のは4ヶ月前のメモ。--------------------------------今日は先週亡くなったご利用者さんのお兄さんの訪問に行ってきました。お部屋から借りていたベッドがなくなり綺麗に片付いていて、飾ってあったデイサービスでのステキな笑顔の写真は仏
2018年12月30日 23:37
訪問看護は看護の応用とされ“病院での臨床経験が5年必要”と言われることが業界的に多い。新卒で訪問看護なんてありえない、とされている新卒訪問看護師だが、近年徐々に増えている。私もそれを志す1人。 どうして新卒から訪問看護なの?もう100回近く聞かれてる気がする。その度に自分の想いを言語化する。いろんな人に伝えていく中で、今の私の言葉で綴ってみた。言語化するのは難しい~。①多様な側面か
2018年10月6日 20:33
訪問看護師として働き始めて半年。4月から関わっているご利用者さんとも半年の付き合いになる。最初は名前も覚えてもらえなくて、目も合わせてくれなかった方も、今ではあなたが来るのを楽しみにしてたのよ!と笑顔で話しをしてくれる。上記の方は、病態的にはとても安定しており薬のセットと健康状態の観察のために週1回訪問している。関わり出して半年たつが、良くも悪くも変化のない利用者さんを見て私はモヤモヤした感
2018年5月20日 16:00
春のふんわりとしたそよ風と、足早に訪れた夏の日差し。イヤホンからはYUIのsummer song。大好きな春は一瞬で、まだ5月なのにこんな暑いと夏やばいな〜日焼け怖いな〜と、思いながら今日はるんるんとお出かけです。3月に大学を卒業し、4月から江戸川区の訪問看護ステーションで働き始めて2ヶ月。あっという間で、振り返る気持ちの余裕も時間もなかったので移動中の電車に揺られながら、日記風に書いてき