vol8.最期の一息まで隣に
誤嚥性肺炎で入院していた利用者さんが退院してきた。何度も入退院を繰り返しており、全身状態は徐々に落ちており退院時に「もし次に肺炎で入院する時は、もう帰れないかもしれない」という説明をされて帰宅。
そうして帰宅して早くもその決断を迫られるときが来た。発熱し呼吸状態もあまりよくない。救急搬送するか?それとも自宅で療養を続けていくか?旦那さんの答えは『最期まで自宅で過ごしていきたい』と。
そして状態が良くなったり、悪くなったりを繰り返しながら迎えた4月のある日。とうとうその日は