レポート:関係から考えるデザイン-システミックデザイン(Systemic Design)とは?
『関係から考えるデザイン-システミックデザインとは?』は、2023年10月中に東京ミッドタウンで開催されていた企画展です。
本展示はTokyo Midtown DESIGN TOUCH 2023の一環として、Design Rethinkersと多摩美術大学TUB主催で開催されました。
本記事は、この企画展を訪れての気づき・学びに加えて、『システミックデザイン(Systemic Design)』とは何か?システムとは何か?などについて私自身でも独自に調べ、これまでの実践や探求も踏まえてまとめてみようという試みです。
本企画の展示内容の詳細などについては、主催されていたDesign Rethinkersさん、多摩美術大学TUBにアクセスいただけると幸いです。
企画展の概要
主催:Design Rethinkers
今回の企画展は、海外のデザイン論、デザイン哲学のリサーチに取り組んでいるDesign Rethinkersの調査・研究の成果が展示されていました。
Design Rethinkersは以下のようなメンバーで構成されています。
2019年から海外のデザイン論、デザイン哲学、その中でもシステミックデザイン(Systemic Design)、システムシフティングデザイン(System-shifting design)について研究に取り組んできたDesign Rethinkersは、今回の企画展以前にもそれらの知見について紹介する機会を設けてきています。
2022年1月以降、英国のデザインカウンシル(Design Council)が発表したシステミックデザインアプローチ(Systemic Design Approach)に関する記事をはじめとして、継続的な情報発信を継続されています。
今年4月には、英国デザインカウンシルのチーフデザインオフィサー・アレクサンドラ・デシャン=ソンシーノ氏(Alexandra Deschamps-Sonsino)の視点からシステミックデザインアプローチ(Systemic Design Approach)及びシステミックデザインフレームワーク(Systemic Design Framework)について語っていただき、ディスカッションしていくシンポジウムがDesign Rethinkers主催で開催されました。
また、今年6月に開催された「Tama Design University – Circular Design」では、「複雑な社会問題に対するデザインアプローチとは?」と題してDesign Rethinkersはシステミックデザインについて、4名それぞれの専門的な見地から紹介してくださっています。
常設展示について
デザインの領域にシステム思考(System Thinking)の理論、手法を統合しようというシステミックデザインは近年になって体系化されつつある研究領域であり、さまざまな流派や研究機関、実践者が存在します。
その中でも、今回の企画展『関係から考えるデザイン-システミックデザインとは?』の展示及びDesign Rethinkersの発信は、英国デザインカウンシルの調査・研究に関する紹介が多い印象です。
今回、企画展を訪れた際には、『複雑な社会課題に対するデザインアプローチ』という展示に始まり、英国デザインカウンシルによる『システミックデザインアプローチ』についての紹介、パネル展示や参考文献といった展示が見られました。
アレクサンドラ・デシャン=ソンシーノ氏の語る動画が企画展内でも公開されており、そこでは印象的な発言がありました。
曰く、英国のデザインカウンシルが『システミックデザインフレームワーク』を開発した背景には、ただデザインの価値を擁護し、後押しするだけではなく、パンデミック(コロナ禍)や気候変動に対応できるデザインのフレームワークを提供するためという意味合いが強い、という点です。
デザイナーは時に政治的なテーマに向き合うことを避けたがり、社会工学的(ソーシャル・エンジニアリング)な仕事を望むと言いますが、システム変革を担うデザインを行うには、そういったテーマに向き合う必要性がある、と強調されていたのも印象に残っています。
トークイベントについて
また、本企画展の開催期間中には、システミックデザインに関連した国内の実践者を招いてのトークイベントも開催されていました。
第一回目は、金野千恵さん(建築家/teco株式会社)、馬場拓也さん(社会福祉法人愛川舜寿会理事長)による、「春日台センターセンターの取り組み」について。
第二回目は、小田理一郎さん(チェンジ・エージェント代表取締役社長兼CEO)による、「デザイナーのためのシステム思考入門」です。
関係から考えるデザイン トークイベントvol.01「春日台センターセンターの取り組み」
関係から考えるデザイン トークvol.02「デザイナーのためのシステム思考入門」
システミックデザインとは?
システミックデザイン(Systemic Design)は、近年デザインの領域でアカデミックな研究及び実践が進みつつあるデザインアプローチです。
デザインという仕事、あるいはデザイナーという存在にとって、その価値を発揮していくためには、現代社会という複雑で混沌とした状況に向き合う必要性が高まってきています。
スマートフォンのような1つのプロダクトをデザインし、世の中に広げていくことは、人々のコミュニケーションのあり方や文化に大きく影響を及ぼした他、類似製品の開発競争の激化、インターネットのインフラ整備、スマートフォンの素材となるレアメタルの採掘といった自然環境・自然資源への影響など、文化的・社会的・技術的・環境的なさまざまな側面に影響を与えました。
上記のようなさまざまな側面は、分断された別領域ではなく密接に関わっており、ある領域での変化が別の領域にも影響を与えます。
システミックデザインは、このような相互の影響・作用が複雑に絡み合い、何かを達成しようという一連の構成要素を「システム(System)」として捉え、デザインに取り入れていこうという試みであり、アプローチです。
現在、そして今後も、スマートフォンというプロダクトデザインに限らず、デザインという仕事は文化的・社会的・技術的・環境的、場合によっては政治的な側面への多様なインパクトを考慮し、どのようにデザインするか?が問われ続けることとなります。
そして、デザインを行うデザイナー自身もまた、自身のスタンスが問われ続けることとなります。
上記のようなデザインが向き合う領域の変遷について、『システミックデザインの実践(原題:Design Journeys through Complex Systems)』著者の1人であるピーター・ジョーンズ(Peter Jones)はデザイン1.0〜4.0というデザイン領域モデルを提唱しています。
デザイン1.0〜4.0はそれぞれ以下のような説明がなされています。
デザイナーがシステミックデザインを行うプロジェクトに参画する場合、既存のデザイナーの仕事とは異なる面が多く出てきます。
デザイナーはシステム変革の旅路のデザインや、旅に伴走するファシリテーター的な役割を担うことも想定され、主な資金提供者は政府、財団、フィランソロピーとなり、協働相手には民間企業だけではなく行政、NPO、市民なども含まれてくるなど、マルチステークホルダーによる社会変革プロジェクトや、領域横断的な社会課題へのアプローチのような様相を呈するようになります。
システミックデザインに関して、世界的な研究成果の発表と、研究者・実践者が集うためのコミュニティを形作っているのが、2012年から開催されている『リレーティング・システムズシンキング&デザイン(Relating Systems Thinking and Design:RSD)』のシンポジウム及び、システミックデザイン学会(Systemic Design Association)です。
上述のように、システミックデザインにはデザインの領域に「システム(System)」の視点と、システムに対して人間がアプローチするために体系化したシステム思考(System Thinking)の手法・哲学を取り入れていこうという意図があります。
以下、そもそもシステム思考とはどのような経緯で生まれてきたのか?システム思考の根底にあるシステム(System)とはどのようなものか?を私自身のこれまで探求・実践してきた組織変革・組織開発の文脈も汲みつつまとめていきたいと思います。
組織・対人支援における「システム」の歴史
機械論的世界観によって形作られた現代社会
まず、社会科学や人の組織、経営といった領域で語られる「システム」という語の背景には、現代社会を形作ってきた機械論的世界観を超えて、全体論的・生命的世界観として世界を捉え直す必要がある、という前提が存在しています。
17世紀に活躍したフランスの哲学者であるルネ・デカルト(René Descartes)は、世界を巨大な機械として捉える『機械論的世界観』の礎となり、ある原因がある結果を生み、その連鎖によって世界が成り立っているという世界観を広めることとなりました。
この世界観を実現する手法・方法論として活用された『要素還元主義』は、世界に存在するあらゆる構造を構成要素として分解・分析することで理解できるという合理主義的な価値観を科学にもたらしました。
『機械論的世界観』に具体的な形を与え、世界を構成する法則をまとめ上げていったアイザック・ニュートン(Isaac Newton)のニュートン物理学は、直線的・線形的な因果関係の理解によって対象を管理・制御できるという方法論を提示し、19世紀に至るまで科学技術の発展に貢献しました。
18世紀に始まった産業革命に伴い、ものづくり産業は軽工業から電気・石油による重化学工業へと変容を遂げ、自動紡績機、蒸気機関を生み出した他、工場労働者の働き方すらも変えていきました。
このように、機械論的世界観は自然科学の領域を超えて、宗教、美術、人間理解に至るまでその領域を拡大し、現代に至るまで300〜400年近くにわたって支配的な世界観、価値観となりました。
上記の世界観は心理学においてはジョン・B・ワトソン(John Broadus Watson)に代表される行動主義(behaviorism)を生み出しました。
マネジメントの領域においてはフレデリック・テイラー(Frederick Taylor)の科学的管理法(Scientific management)もまた、機械論的世界観の応用と言えるでしょう。
全体論的・生命体的世界観へのパラダイムシフト
このように、人類にとって大きな影響を与えてきた『機械論的世界観』ですが、20世紀初頭の量子力学の発展を契機としてこの世界観が大きく揺らぎ、パラダイムの転換が始まることとなりました。
デカルトやニュートンが活躍した時代を経て、私たちは地球全体や原子より小さなサイズの物質の計測など、当時の技術では叶わなかった極大、極小の現象の観測を行えるようになりました。
この極大・極小の計測を行うことで、徐々にこれまで活用されてきた理論や尺度が通用しなくなる、という事態が現れてきたのです。
広大な土地の面積を測量しようとすると、地球が平面ではなく球面であるという理解が必要になります。
また、原子よりも小さな物体を観測しようとすると、観測者が『観測する』という介入を行うことによって、物体の状態に影響を与えてしまう、また、確率でしか結果を表現できないという事態も発生しました。
このような状況が相次ぎ、客観性とは何か?新たな状況に対応できる法則や尺度はどのようなものか?が問い直されるようになりました。
さらに、物質の要素を極限まで分解・分析した上で発見された極小の粒子は、それそのものとして安定しているわけではなく、周囲のさまざまな構成要素との結びつきや関係によるシステムの中で性質や構造を決定される、ということも明らかになってきました。
これにより、要素分解された一面的なものの見方だけではなく、より包括的かつ生命体的、動的な物事の捉え方、世界観は何か?が求められるようになっていました。
自然を全体として理解するためには分析的に切り分けてはならず、世界を総合的に語るための道具としての概念が必要です。
このような考え方に基づき、生物学者であったルートヴィヒ・フォン・ベルタランフィ(Ludwig von Bertalanffy)は1930年代に、世界に存在するさまざまな構成要素はシステムとして有機的につながっているとする『一般システム理論(General Systems Theory)』を提唱しました。
また、「サイバネティクス」提唱者であるノーバート・ウィーナー(Norbert Wiener)は自然界のシステムの一般的な原理が、市場メカニズム、政治の意思決定、人間の心理といった社会科学全般でも応用できると説き、「システム」という考え方が工学や生物学といった自然科学の領域を超えてより広い領域で活用できる可能性を提示しました。
上記のような、機械論的世界観から全体論的・生命体論的世界観への全世界的なシフトに関しては、以下の書籍も合わせて参考までにご覧ください。
システム・ダイナミクスとシステム思考の誕生
自然界のシステムの一般原理が社会科学へ応用する可能性が開かれたことにより、システム・ダイナミクス(System Dynamics)およびシステム思考(System Thinking)という、社会で発生する事象をシステムとして捉える方法論が1950年代以降に誕生しました。
MITスローン経営大学院のジェイ・W・フォレスター(Jay W. Forrester)はシステムの考え方を産業、経済、都市開発といった領域へと応用し、コンピューターによるシミュレーションによって構造を分析するというシステム・ダイナミクス(System Dynamics)という新たな学問領域を開拓しました。
そして、コンピュータを用いた複雑かつ詳細なプロセスを用いず、最も基礎となるプロセスとしてシステム思考(System Thinking)もまた体系化され、実践される場が増えていきました。
また、1972年にはジェイ・W・フォレスター(Jay W. Forrester)に師事したデニス・メドウズ(Dennis Meadows)、ドネラ・メドウズ(Donella Meadows)らが、ローマクラブの委託研究の成果として、地球規模での生態系と経済などの関係をシミュレーションした『成長の限界』を発表しました。こうしてシステム・ダイナミクスは経済、社会、環境などにも応用分野を広げていきます。
上記、システム・ダイナミクスおよびシステム思考の歴史や概念について、詳細は以下もご覧ください。
ピーター・M・センゲ『学習する組織』の提唱
システム思考(System Thinking)の概念をより広く世に知らしめることになったのが『学習する組織(Learning Organization)』でした。
『学習する組織(Learning Organization)』とは、1990年にマサチューセッツ工科大学のピーター・M・センゲ(Peter M, Senge)が発表した『The Fifth Discipline The Art and Practice of The Learning Organization』によって広く知られるようになった経営、マネジメントにおけるコンセプトです。
ピーター・センゲの『学習する組織』にはまず、『現在のマネジメントの一般的な体系は組織本来の潜在能力を発揮するのではなく、凡庸な結果を生み出してしまう。それは、今日優れた業績を上げているとされる大企業であってもそうなのではないか?』という問いがあります。
マネジメントの一般的体系を支えている今日の組織の設計、管理の仕方、人々の仕事の定め方、教えてこられた考え方や相互作用のあり方は7つの学習障害(learning disabilities)を生み出し、この学習障害を理解するところから、『学習する組織』へと変容していく旅路が始まります。
7つの学習障害とは以下のようなものです。
そして、この7つの障害を治癒し、
すなわち、『学習する組織』へと変容するための5つの中核的なディシプリンが、ピーター・センゲの紹介した『The Fifth Discipline(邦題:学習する組織)』です。
5つのディシプリンとは、以下の要素を指します。
ピーター・センゲの『The Fifth Discipline』がベストセラーとなったことで、システム思考はビジネスの領域でも知られるようになりました。
1990年代にビジネスの領域で紹介された『学習する組織』でしたが、近年では教育の領域でも注目を集めつつあります。
2014年には教育に携わる人々のために書かれた実践書『学習する学校(原題:School That Learn)』が邦訳出版されたほか、
2022年12月には、文科省が発行している生徒指導のガイドラインにも『学習する組織』の記述が見受けられます。
「文部科学省『生徒指導提要』2022年12月(第1.0.1版)」の第3章「チーム学校による生徒指導体制」では、教職員1人ひとりの生徒指導の力量形成のために学校が「学習する組織」へと変容していく必要性が明記されており、絶えず未来を創り出すために学習と変容を遂げていくチームの重要性を、学校という現場においても強調しています。
上記のようなシステムの概念はチームワークやコーチングという概念でも近年取り入れられつつあり、組織と関係性のためのシステムコーチング®︎(ORSC®︎)といった新たなコーチング手法も生まれてきています。
なお、上記のようなシステム(System)を取り巻く系譜については、より包括的な形でシステミックデザインに連なる系譜としてまとめあげられ、企画展の壁面に描写されていました。
壁面のシステミックデザインの系譜図には、2020年代に入って新たに生まれつつある最新の潮流についても紹介されていました。
国内のシステミックデザインの実践
現在、国内におけるシステミックデザインの探求・実践を行なっている組織・団体は、調べてみたところ多くはありません。
現在は、今回の企画展の主催者であるDesign Rethinkersと、デザインファームである株式会社ACTANTがシステミックデザインに関する情報を主に発信されています。
ACTANT共同創業者であり慶應義塾大学経済学部教授である武山政直さんは、『システミックデザインの実践(原題:Design Journeys through Complex Systems)』の監修を務められており、同書の序文は以下のリンク先で公開されています。
株式会社ACTANTは『システミックデザインの実践』出版に合わせて、システミックデザインについて探究する少人数の実践コミュニティ「シデゼミ」を立ち上げ、以下のリンク先でも情報発信を行なわれています。
終わりに
ここまで、『関係から考えるデザイン-システミックデザインとは?』を音っずれたことをきっかけに、システミックデザイン(Systemic Design)に関してまとめを行ってきました。
現在の私は、非営利組織の経営陣、企業の経営者、大学教授といった多様な参加者が共に学び、協働関係を作っていくプログラムのファシリテーターとして活動している他、『ティール組織(Reinventing Organizations)』という新しい企業経営・組織のあり方についての探求と実践を行っていますが、その活動の発端、そしてシステミックデザインとの出会いを遡ると、2013年に遡ります。
当時は東日本大震災の発生からまだ間も無く、日本社会全体にこれまで通りの働き方・生き方をしていていいのか?といった疑問・懸念が人々の中に湧き起こっており、身近な友人や仲間たちの間でも地方への移住や転職といった形で新たなライフスタイルが模索されていました。
それと共に、社会に対する新たな関わり方としてソーシャルビジネス、社会起業家といった存在や、異なる関係者間の利害関係の調整、異なるセクターを超えて共通するビジョンを描くためのマルチステークホルダーダイアログ、ホールシステムアプローチといったものを震災復興やまちづくりでの活用にも注目が集まっていたように思います。
当時の私は関西圏の仲間たちと共に、青少年のメンタルヘルス、学生社会起業家育成のためのアイデア発想・交流プログラムにファシリテーターや運営として携わるという形で、個人や個別のセクターを超えた協働、社会に発信していく取り組みに触れていました。
その後、私は市民協働のまちづくり事業にファシリテーションの手法を導入していた特定非営利活動法人場とつながりラボhome's viに参画し、まちづくり以外にも組織変革プロジェクト伴走といった形で企業・団体内でのシステムの変容に携わることとなりました。
近年では、組織を構造から眺め、構造の変容と人の内面の変容を同時に扱うことを提案する『ティール組織』という組織論と、一人ひとりの創造性から活動が広がる中で自然と組織化されていくという捉え方をする『ソース原理(Source Principle)』という知見の探求・実践を続けていた私ですが、そんな時に出会ったのがコレクティブ・インパクト(Collective Impact)であり、システミックデザインでした。
本当に生み出したい変化の対象が1人の人、1つの組織を超えたより大きな社会システムに及ぶ場合、組織やセクターを超えた協働が不可欠であり、それが一人ひとりの創造性が発揮される形でオーガナイズされていくアイデアの必要性を感じていたためです。
複雑な社会課題の解決や社会変革の領域で注目を集めつつある、新しいコラボレーティブなアプローチ・コレクティブ・インパクト(Collective Impact)との出会いも大きな衝撃でしたが、システミックデザインとの出会いもまた雷に打たれたような衝撃がありました。
システミックデザインにおいては、これまで私が探求してきたホールシステムアプローチ、その中に含まれるダイアログやファシリテーションの手法がデザインの領域において系譜の中に位置づけられ、具体的な実践法として統合されていたためです。
今後もまた、デザインの領域にも視野を広げつつ、上記の団体やその他の情報発信についてアンテナも張りながら探求を継続していければと思います。
今回の記事は、企画展を主催いただいたDesign Rethinkersと多摩美術大学TUBの皆さんにもご確認いただきながら作成を進めることができました。改めて皆さんに感謝申し上げたいと思います。
今回の記事が、初めてシステミックデザインに触れるという皆さんにとっても、新たな気づきや探求の一助となれば幸いです。