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自然農法×バケツで始める米づくり7。天日干しの後の脱穀🌾

兼業農家として実家の田んぼで米作りをしている私が、家庭菜園的に庭先のバケツで稲を育てるチャレンジシリーズ🌾

循環畑の実践者で、長年の友人である吉原優子さんに『ハッピーヒル 』というお米の種籾を分けていただいたところから始まり、前回は稲刈りした際の気づき等についてお伝えしました。

今回は、稲刈り後に天日干し(稲架掛け)してあった穂の脱穀です🌾

天日干しをした穂を観察してみる🌾

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稲架掛けはこのような形で、庭にあったありものを駆使してやっていました。材料は、デッキブラシの柄、脚立、柵などです。

雨が降った場合のことを考え、念のため屋根の下で行いました。

実家で兼業で営んでいる米づくりでは稲架掛けを行っていませんが、今年に入ってから見聞を広めるべく、そのやり方を度々各地で学んできていました。

今回は、いよいよその実践となります。

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3週間ほどの天日干し期間を経て、だいぶ水分も少なくなったようです。

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稲刈り直後、穂の水分は25%程度含まれているのですが、保存がききやすくする等の理由で15%程度まで乾燥させる必要があります。

天日干しにしてそこまで厳密に水分を測らない場合は、稲刈りから2週間〜3週間程度の期間を設けることで頃合いとなるそうです。

稲藁と籾を分ける、脱穀の実践🌾

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今回、用意したのはこのような使用済みの櫛です。

この櫛で髪を梳くように、稲穂を櫛で梳いていきながら、籾と稲藁を分けていきます。

機械化される前の脱穀は、「千歯扱き」という金属の歯を並べた櫛のような道具を使って行っていたり、実家ではコンバイン(収穫機械)で稲刈りすると同時に稲藁と籾を分離したりしています。

今回は、とてもアナログな手作業での脱穀を行いました。

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いざ、脱穀を行ってみるとこのようになりました。

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多少、稲藁なども残っているかもしれませんが、立派に「お米」になってきているように見えます。

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拡大してみるとこのような具合です。粒の大きさや色に個性があり、野性味を感じます。

田んぼを使わず、自然農法的なやり方で、庭先でバケツの中で米を育てるチャレンジも、とうとうここまで辿り着きました。

ここまできたら、一段落です。

いざ、実食!となれば、この籾の状態から籾摺りを行うことで玄米となります。手作業でのやり方も事前に学んで実践してあるので、バッチリです。

また、このまま次のシーズンに再び土に蒔けば、再び芽を出して成長してくれることでしょう。

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さて、稲刈りした後のバケツの土や、脱穀で残った稲藁のこともあります。

これらをどう活用するかについても、ぼちぼち考えていこうかと思います。


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大森 雄貴 / Yuki Omori
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