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いっしょに歌おう、『Oh Happy Day!』

声を大にして言う。
かわいいの集合体だ。もう少し詳しく言うと、かわいいおばあちゃんの集合体である。

なんの話か?
有名な映画だと思う。見たことのない人はぜひいっしょに見たい。「天使にラブソングを」である。

犯罪組織に追われた主人公が、匿われた先の修道院でシスターとして生活する中で巻き起こすドタバタ劇である。

本来は歌手である主人公は、てんで歌の下手な聖歌隊の面々を引っ張ることになり、結果傾きかけた修道院を歌で立て直していく。

どのシスターたちもちょっとおっちょこちょいだったりお調子者だったり真面目過ぎたり天然だったりと、それぞれに主張しすぎるほどのチャームポイントを持っている。

そんなシスターたちが歌の楽しさに気づき、自分の個性を存分に発揮して明るく前向きになっていく様は、微笑みなしには見られない。とにかくかわいい。チャーミング!!

主人公がギャングに見つかって拳銃片手に攫われるという、なかなかシリアスなシーンもあるにも関わらず、ポップなBGMとお茶目でちょこちょこ動き回るかわいいシスターたちのおかげですべてが台無しである。(褒め言葉)

そして主人公に助けられたシスターたちが、今度は結集して捕まった主人公を助け出しに修道院を飛び出して大都会へ向かうのだ。
仲間との団結と、人類への博愛と、神様へのお祈り(これめちゃくちゃ大事)を武器にして。

ラストまで涙<笑いが手放せない。

どんなに気持ちが落ち込んだときでも、大勢のシスターの可愛さと動きと愛に救われること請け合いである。

そしてこの作品、全編通して歌が素晴らしい。
中学生の私に歌う楽しさを教えたのは、この続編に当たる「天使にラブソングを2」の中の『Oh Happy Day!』である。

続編の方は、歌手として成功した主人公が修道院の仲間たちに頼み込まれ、高校に、これまたシスターとして音楽を教えにいくストーリーだ。

1も2も、とても素敵な作品だ。


見たらきっと、歌いたくなる。


歌うことの力、誰かを思って歌う愛しさ、、なんてかしこまった言葉はとりあえず横へ置いといて。


誰かと歌うことは楽しいのだと、教えてくれる作品だ。

今私は歌いたくて仕方ない。
声の出る限り、身体をリズムに浸して、心の揺れるままに踊り、笑い、歌いたい。

そしてできることならこの作品のおばあちゃんシスターたちに、いつまでも元気でいてほしい。
なぜって本当にかわいいのだ。一度見てくれ!!わかるから!!

ちなみに、若かりしマクゴナガル先生も出演されている。これを見たらなんとなくハリーポッターも見たくなる。

クリスマスないし年末のお供は、このシリーズに決まりである。あとそれぞれ3回は見返せる。

それになんと、続編の公開から27年の年月を経て、続々編の制作が決定しているらしい。これには本気でマジか、という心境なのだが、それほどまでに長年愛され続けているシスターたちなのだ。

さあ、みんなで歌おう!!

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