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京都土産:赤くない赤福

おはようございます。
今朝もかなり涼しいと感じるけれど、気温だけを見ると22℃とさほど低いわけでもない。夜にはこの気温が続くことで体が真で冷えてきている証拠かもしれない。

さて、今回のお土産で個人的に面白い新発見があったのでシェアしたい。
それが赤くない赤福だ。

正確には京都ではなく三重県伊勢の銘菓と知られる赤福だが、いわゆるお土産を買おうとしてお土産物屋さんに行くと夕方過ぎた頃には売り切れていることも多い人気商品。賞味期限が少ないのも大量生産されていない理由としてあるだろう。
今回お土産物を全てが終わる前に買ってしまった方が帰りが早いという形になり、いつもお土産物屋さんによる時間帯よりかなり早め、夕方前に立ち寄った。やはり夕方以降が帰宅ラッシュとなるために混み合うがその時間帯であれば、人はそれなりにいるもののさほど混んでおらず、小さめのトロリーを引いていても難なく店内を歩き回れる感じ。
そんな中レジに並ぶ列の、まさにレジ前に棚が設けられていたのが赤福。しかもかなりの分量がおける台にはもう半分以上なくなっているような状態。そこでさらに通常の赤福以外にも極めて似たパッケージングで3分の1のスペースを陣取って展開していたのが、今回初めて見た赤くない赤福、その名も『白餅 黒餅』だ。写真が横にあって確かに白と黒が交互に並んでいて、白は白餡、黒は黒糖を使っているという。


正直赤福のこのサイズは一人暮らしが賞味期間中に食べ切るのはかなり難しい。ただ、あの口の中に溢れるあんこと伸びやかなお餅の食べ応えとを思い出すだけでやはり食べたくなってしまうし、それが僕が好きな白あんと黒糖で作られているならなおのこと食べたい。しかも、今後も細々続けていくものなのか期間限定なのかもわからないので、自分用に1ついただきました。

自宅に帰ってきて改めてパッケージを見てみると、(まじまじとその正面を見たことがないけれど記憶を辿ると)ほぼ赤福。そこに『白餅 黒餅』の文字。個人的には『白福 黒福』にして欲しかったけど、何か車内で事情があったんだあろうなと思いながら開けてみる。

普段は文字通りの小豆色が綺麗に2つずつ4列の8個が並んでいるはずのところに、白黒が2個ずつ2セットで8つ縞になって並んでいる。そして実際に食べてみると、白小豆を使った白あんはよりすっきりとした感じでいただける。そして小豆に黒糖とアクセントであろう食塩を加えられた黒あんは黒糖の香りがしっかり鼻を抜けていくような、あの独特のまろやかさをお餅とともに楽しむことができる。どちらもいつもの食感で新しい味わいを楽しめて、とても単体で見た時に美味しいお菓子となっている。

全てがあの赤福になぞらえて作られているので、知っているアレとちょっと違う何か、という懐かしさというか定番感にいい意味での違和感をパッケージや見た目から食べて飲み込むまで楽しめる。
赤福が好きな方はもちろん、定番化されても間違いなく売れ続けるだろうと思われるものなので、ご興味を持たれた方は関西地方のお土産物屋さんを夕方前に覗いてみることをお勧めします。


僕は幸せになると決めた。
今日もきっといい日になる。
一歩一歩、着実に歩もう。

皆様も、良い1日を。

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