【Dictoglossで協働的な学びを】
「ディクトグロス」を取り入れた 英語力を伸ばす学習法・指導 -新学習新学習指導要領対応
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年末に講師をしている先生から、
「コレ気になってるんですけど、1人じゃやってみる勇気がなくて、きっと先生なら一緒にやってくださる気がして、、、」
と、いつも何かとチャレンジしている私を見ていてくれて、私なら誘いにのると信じて声をかけてくださったのです(笑)
学び合いの風潮がないうちの職場に光が見えてすごく嬉しかったです。
もちろん、詳細を学ぶ前に、
「やる!!!」と即答(笑)
楽しそうなことはシェアしたいという気持ちは大切にしたいと思いました。
そこから、上記の本を読み、いくつか論文を読み、さて、どの教材でやろう!
とワクワクしたのですが、
時期的に年明け授業は時数が少なく、学年末までの範囲プラスアルファだといまいち食いつきが悪い可能性もあり、初めての試みなので、上手くいかないとしてもダメージのない試験範囲のテキストを要約バージョンでやってみることにしました。
生徒の反応も、
またまた私が新しいことに手を出していることに少しニヤリとしながら、結構ハードなアクティビティに取り組みました。
手順は
Listening
①1回目は全体の内容を把握するためにメモを取らずに聴く
ここは純粋なリスニング。
まずは全体像を掴むことが大切なので、目を瞑って聴いている子もいます
②2回目〜3回目で重要だと思う語句のみをメモする
次に、やっとメモが取れるのですが、一度全体を聴いているので、キーワードを拾いやすいようでした。
Reconstruction
①グループ内のペアで各自のメモを持ち寄り、元の英文を復元させる。
(日本語でOK)
次にペアで各自のメモを持ち寄り、元の英文を復元させます。この段階では、英文復元が難しいクラスは、日本語で復元してみてから英文に直してみるようにしました。
ペアで協力してやるので、ワイワイと楽しそうにやります。
②文法の正確さや話の一貫性を重視するけれど、原文そのものではなくても良い。
大切なのは、内容が拾えているかなので、聴いた英文通りでいなくてもよく、内容があっていればOKとします。
③だいたい出来た頃にもう一度音声を聞く。
だいたいでOKというハードルが低い状態で再び音声を聴くと、驚くほど聴き取り易くなっている状態になっているので、生徒たちは感動します。←この実感が大切だと考えています。
Analysis, Correction, Discussion
次に原文を配布し、復元した英文と比較・分析をする。赤ペンで訂正します。これもペアでワイワイと。
Reading
①英文のシートをタップして流れる音声を聞く。②3回音読。
③録音ボタンをタップして60秒以内に読む。
④ロイロのカードの下をタップし、キーボードボタンを押します。地球マークを長押しして、English(Japan)にする。それからマイクボタンを押して音声入力をする。
⑤出来上がった英文と上の文を比べて直す。
上記の手順で音読します。
上のシートの下の部分は音声入力設定にしておきます。
上の部分のスクリプトを読みながら下の部分に音声入力されていくので、自分の読んだ発音が正しく認識されるかがわかります。
誤った単語で出てきた部分は練習して入力し直すことで読みの練習を徹底します。
Reflection
①気付いたことを書いて振り返る。
ペアで話し合って気付きをシェアする。
②Reflectionシートを提出する。
教員からのフィードバックで返却。
リフレクションの手順は上記です。
以上のような手順で教科書のLessonの導入や復習にディクトグロスを取り入れてみたらいかがでしょうか?
様々な題材の英文で取り入れることができるので、偉人スピーチの抜粋などでやってみても良いですし、ニュースをキャスター風になりきりで、最後読ませるのも良いですね。
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