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中・高学年向き!いいところみつけ!

前回は低学年向きのよいとことみつけ「プロプロ大作戦」を紹介させてもらいました。


今回は中学年・高学年向きのよいところ見つけを紹介させてもらいます。


1. バラスーシカードとは?

さてみなさん、「バラスーシカード」ってご存じですか?

Instagramでおなじみの古舘先生(古舘良純先生)トモ先生(髙橋朋彦先生)が紹介されているいいところみつけで使われるカードの名称のことです!

この本です!他にもシリーズ化されてますよ♪


私もそのカードアイデアを使わせてもらい、少しアレンジしたいいところみつけを行ったので、その紹介を今回はさせてもらいます!

「バラスーシーカード」は名前が素敵なんですよ✨
素晴らしいのアナグラムだそうです😊

ただ私はこの言葉…「ばらすし」にも見えたのです!

なので、私は

この2つを掛け合わせた取り組み

を行いました!

名付けて・・・

バラスーシーカードで○○ミッション!!

~相手にバレずに良いところをみつけよ!~
※〇〇には学級目標が入ります。スマイルミッションなど。

2. ○○ミッションのやり方とポイント


【やり方】

①月曜日に出席番号が書かれたクジを引きます。
②このクジに書かれた出席番号の友だちに気づかれないように1週間観察し、良いところを見つけます。
③金曜日に「スパイ報告書」に良いところを書いて報告します。
④次週の月曜日、掲示物を見て誰が自分を見ていたかがわかります。
(だれが見ていたかバラす〜と、すばらしい〜カードに変わります❤)

【ポイント】
私はクジをこんな風に作りました。番号は出席番号、左下はスマイルが学級目標ならそのマーク。右下はスパイ風猫です。

学級目標がピースの時には左下にピースサインをつけてました。

【補足】
・学級に休みがちな子が複数いた場合、その子たち2人セットの番号クジを作りました。(学校に来れた時に2人分見させる。もしくは今までの関わりの中で書かせる。)※今までの関わりがあるので皆書けました!
・特別支援学級の子どもたちも番号に入れています。2人在籍の場合は2人分まとめたくじを作ります。※これも皆書けました。
全員をみんなで書きます😊

【ポイント】
クジを開いた瞬間の子どもたちのドキドキしている顔可愛いですよ笑❤

このくじを引いた子は出席番号「1」の子を一週間観察します。

【注意点】
1週間後、誰も自分を見ていなかった…とならないように、もしくは番号の見間違いなどしていないか確かめるために少し手間ですが、1人1人誰を見るか確認しました。
・2週目、3週目と続けると、自分の出席番号を引いたり、同じ子を引いたりする子もいるので、クジ交換をして調整しました。
・友だちの出席番号はわからないものなのでこの期間は掲示してました。

【ポイント②】
1週間の観察後、このスパイ報告書に書いて私に提出します。後はこれを掲示して,子どもたちは誰にスパイされていたかを知ってニヤニヤするという流れです笑。

1人の子に対して毎回10個以上書く子も続出!!

【注意点】
・誰が誰に書くかは1週間前に聞いていますが掲示する前に全員分あるか確認します。
・念の為に不適切なことを書いていないか内容のチェックもします。
・次週の良い姿につなげるために良いところ見つけがうまい子は全員の前で取り上げるためにチェックしておきます。
(※こういう子の存在は学級として本当にありがたいです!率先して取り上げましょう!真似てたくさん見つける子たちが続出します!)

【ポイント③】
これは掲示するところに一緒に貼っていたものですが、担任は基本こんな感じで子どもたちの様子を見守ります。

猫スパイさん。可愛い🐱❤

3. この実践をやってみて


1週間経てば、また月曜日にクジを引き直し、新しい友だちを見る週間になります。掲示も次の週からは子どもたちが貼ってくれるので楽でした♪(大体、お手伝い系カンパニーがいてくれるので)
ただ残念なことに以前やった掲示を撮っていませんでした。悲しい!

中学年でもしましたが、2年連続6年生で行った時もすごく楽しんでやってました!

「このバラスーシカードは1週間後、誰に見られていたか、バラすーと素晴らしいカードに変わります!」

と最初に紹介した時もみんな

「おお〜~~👏」

となっていました笑。

他にもいくつかよいところ見つけをやった経験はあるのですが、この「バラスーシカード」の存在を知ってから、この「スパイ形式」でやる時にはこの名称を使わせてもらっています!

特に高学年の子たちは、よいところみつけを今までの学年でもしたことがある子がほとんどで、なのでこういうスパイス的な実践は初めての子が多くてすごく楽しんでやっているようでした😊

ただ、8週目くらいになるとくじで同じ子を引いたり、自分の出席番号を引いたりと、だんだんかぶりも多くなるので、2カ月くらいがちょうどよい区切りかなと思います!

※この方法だと、約2カ月で学級の4分の1ほどの子どもたちからとてもじっくりと(1週間も1人だけを見てくれるので)良いところを見つけてもらえるという計算になりますね!
※しかも誰に見られているかわからないので、子どもたちの行いも自然とよくなる期間という担任にとっても美味しい期間(笑)

4. 資料提供


…ということで今回は「いいところみつけ」発展版として、中学年・高学年向きの実践を見ていただきました。
そして今回もその時に使っていた資料は下に貼っておきますので、必要な方はダウンロードしてお使いください。

↓ ↓ バラスーシカードを使ったよいところみつけ資料はこちら ↓ ↓

・番号くじ
・報告書(記入用紙)
・掲示用データ
のそれぞれデータが全て入ってます!

【資料提供に関する注意点】
✅ 必ずパソコンから開いてください。(携帯からだと崩れて出ます。)
✅ そのままダウンロードすればExcelとして使うことができます。
✅ GoogleドライブにアップロードすればGoogleスプレッドシートとして使うこともできますが、ズレが出ますので修正しながら使ってください。

いいところ見つけで学級をほかほか温かい空間にしてくださいね~😊

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