1. 他責思考や人任せにする子ばかりがいた場合…
学級の子どもたちを観察した時にもう少し自ら考えて進んで動いてくれたらいいのに…と思う時ありませんか?
また高学年にもなると委員会活動などで学校全体のために仕事をすることも増えますし、4年生は高学年準備に向けて委員会活動の体験も始まる頃で焦る先生もいるんじゃないでしょうか?
学級の子どもたちが自ら動けていないなと感じた時や、3学期などの次の学年へと意識を高めていく大切な学期の時にしていた話を今日は紹介します。
2. 気付きを与えるおすすめ小話
私はこの話がとても好きです。
子どもたちの中に「はっ」とさせられる気付きがあるからです。
石を見て
邪魔だなと文句を言う
危ないよねと心配する
気付いて石をどける
文句を言うならだれでもできる。心配できることは確かに大切。
でも1番大切なのは行動することで、ここが案外できていないのかもしれないということに学級中が気付きます。
と話し、さらに続けます。
次の学年に向けて意識を高め、少しでも成長させて次の学年にバトンタッチしていきたいですね🍀
今は誰でも簡単に意見を述べることができる時代です。
匿名でだって言えてしまいます。
いろんな正義があちらこちらに溢れています。
ですが、行動にまで起こせる人はどれくらいいるのでしょうか?
そう考えるとこの話は、大人の世界でもたくさん言えそうです。
だからこそ私は、自分が受け持っている子どもたちだけでもこういう話をして、
というメッセージを、時を見ていつも伝えるようにしていました。
3. 周りに目を向けてみると…
最近暗いニュースや悲しく残念なニュースも続き、どうしてもそちらにばっかり目がいってしまいますが、視野を広げて世の中に目を向けてみると素晴らしい行動を起こし続けている素敵な人たちが実はたくさんいることにも気付きます。
なのでやっぱり私は画面の中だけでなく、そういう本物の人たちに子どもたちを出会わせたいなと思わずにはいられません。
自戒の念も込めて、私自身も行動できる人でありたいですし、子どもたちにも良いと思うことを進んで行える人であってほしいと願っています。
大きな行事が終わり、子どもたちの気が抜けてしまうのではないかというタイミング。学級の子どもたちが自ら動かず人任せにしているな?と思えるようなタイミング。もう3学期で、次の学年に向けて、今がその時かもしれないと思われるようなタイミングなどで学級の子どもたちに話してみてはいかがですか?