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○○に効くツボ 素人とプロの違いとは

割引あり

○○に効くツボとは?

「肩こりに効くツボは○○」
「頭痛に効くツボは○○」
「生理痛に効くツボは○○」

などの情報は、
誰しも一度は見聞きしたことがあるのではないでしょうか?


また、
「肩こりに効くツボはどこですか?」
「頭痛に効くツボはどこですか?」
「生理痛に効くツボはどこですか?」

などを専門家に尋ねたことがある
という方も多いのではないでしょうか?


訊いてみたくなる気持ちは十分にわかりますが、
「肩こりに効くツボは○○」
「頭痛に効くツボは○○」
「生理痛に効くツボは○○」

などの情報をメディア・ネット・SNSなどで見たり、
お話している方を見ると、

私は、「素人的」と思ってしまいます。
※プロでも、わかりやすく(?)伝えるためにこういう表現をしているのかもしれません。


素人とプロの違い

「○○に効くツボ」

こういうことを言いたがること
こういうことを訊きたがること

こういうところで
素人、素人的とプロとの違いは出ると思います。


素人とプロの違いについては、
いろいろな物事や分野によって
さまざまなところに出てくると思いますが、
私が思う決定的な違いの一つとしては、

◎素人は
ひとつのものごとに対して、ひとつの手法・基準しかない

◎プロは
ひとつのものごとに対して、さまざまな手法・基準がある

という点だと思います。


素人もしくは素人的なプロ

ひとつのものごとに対して、ひとつの手法・基準しかないと
効果がある人と、効果があまりない人が出てきてしまいます。

素人もしくは素人的なプロは、
効果があまりないときに、
(きちんとした説明がなく)「効果が出るまで時間がかかる」
「そんなはずはない」
「他の方々には効果的ですよ」

などと言ってしまう人もいます。

すると、
「私のからだがおかしいのだろうか」
と思ってしまう方もいらっしゃるかもしれません。
 

素人、素人的なプロは
ひとつの方法・やり方(ひとつの手法・基準)しかできないため
相手に合わせるというよりも
自分のやり方に合わせようとします。

誰にでも、どのような場合にも
同じようにひとつのことを繰り返す、
なんてこともあります。

・自分のやり方に合う人、合わせられる人
・自分の言うとおりの行動をしてくれる人
には効果があるかもしれませんが、
当てはまらない人は離れていくため、
周りには効果的だと言ってくれる人だけが残って
「先生、スゴいです!」
などと褒められてしまうと、
自分のやり方はやはり効果的なんだ
と思ってしまう…

なんて状況も、素人もしくは素人的なプロには起こっているかもしれません。


プロとは

肩こりでも頭痛でも生理痛でも、
相手の症状やからだの状態に合わせて
治療・アドバイスができることがプロであり、
その効果・変化を感じてもらうことがプロである

と思います。
 

もし、プロが「○○に効くツボ」のお話をするとしたら、
相手の症状やからだの状態を把握したうえで、
「あなたの場合は○○のツボが適していると思います」

とお答えすると思います。
 

相手の症状やからだの状態を尋ねもせず、
「肩こりに効くツボは○○です」
と言われたら、
・素人的なプロだった
・答えることが面倒で当たり障りのないツボを教えられた

と思った方が良いかもしれません。


私の場合は、

 

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