【R. シュタイナー『魂のこよみ』】7月第5週
肌に感じた 白い熱
瞼を貫いた 明るい光
鼻腔を抜けた 青くさい香り
舌を転がった 丸い甘み
鼓膜に響いた 鈍いわななき
世界に向けて開いた 五感の扉から
私は全身で
その広がりを受け止めた
魂の奥まで 鮮やかに浸透した
世界の輝きは
内的な仄暗い夜に
きっと私を照らす
はじめから私の中にあった
懐かしい灯火として
※Rudolf Steiner,
Anthroposophischer Seelenkalender:52 Wochensprüche
Rudolf Steiner Verlag, Dornach(Schweiz)
1912-1913/2016
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