2024年出会えてよかった ー美容編ー
2024年も残すところ5日。12月はずいぶんゆったり過ごしたはずなのに、瞬きする間に終わりそうでびっくりしています。
さて、今年は出会えてよかったものをジャンル別に振り返ってみようと思います。まずは美容編から！
スキンケア部門
・カネボウ スクラビング マッド ウォッシュ
今年は例年に比べてスキンケアに課金したのだが、そのきっかけとなったのがこの洗顔料。
こちらの記事でも絶賛しました。
これまではメイクアップにいちばんお金をかけていた。選ぶのも買うのも楽しいし、メイクしたときにもわかりやすくテンションが上がるから。
その一方、スキンケアに関しては、成分や口コミを調べたうえでなるべく価格の安いものを選ぶようにしてきた。
でも、この洗顔料に出会ってはじめて「スキンケアって癒しなのかも」と思えた。疲れが溜まった一日の終わり、めんどうなお風呂をちょっと楽しみにできるようになった。
まず、泡立て不要なのがよい。チューブタイプなのに、肌になじませると勝手に泡立ってくれるのだ。
スクラブ入りでさっぱり洗い上がるのにつっぱらない使用感、そして何よりもさわやかな香りが良かった。この癒される香りこそが、プチプラ商品との大きな違いを感じたポイントかもしれない。
毎日おこなう工程だからこそ、ちょっと気分が上がる時間になるとうれしい。
・コスメデコルテ イドラクラリティ コンディショニング トリートメント ソフナー ＥＲ
スキンケアの最初に使う先行乳液。
同じくコスメデコルテのリポソーム美容液がよいことはよーくわかっている、けれども、毎日使うにはちょっとお値段がな……と代替品を探していたときに出会った。たしか、アットコスメのランキングタワーで見つけた気がする。
まず何よりもパッケージがかわいい。スキンケアのモチベーションが変わるので、見た目はけっこう重要である。
付けると肌がふんわり柔らかくなるところが好き。お風呂から上がってすぐとりあえず塗っておけば、化粧水を塗るまでに時間がかかっても肌が乾燥しづらくなる。
ちなみに同じラインの化粧水も使っているのだが、そちらもパケのかわいさと香りの良さは満点。
ただ、使用感や効果について特筆すべき点は見当たらないかも。というか化粧水全般そうで、何を使っても「めっちゃ良い！」「すごく変わった！」と思ったことがない。ただ鈍感なだけなのだろうか……。
ベースメイク部門
・コスメデコルテ サンシェルター マルチ プロテクション トーンアップＣＣ(ラベンダーローズ)
仕事の日はほぼ毎日これだった。これにパウダーはたいてベースメイクは終了。
ずっとラロッシュポゼのBBクリームを愛用していたが、仕上がりの好みだとこちらに軍配が上がる。
SPF50なので日焼け止めいらずだし、一本でぐっとトーンアップしてくれて肌がきれいに見える。最初は「明るすぎるか？」と不安になったが、量が多すぎなければそんなに気にならないし、時間経過に伴ってなじんで落ち着いてくるので、塗りたての白さは持続しない。ファンデーションに比べて使用感が軽いのも好き。
メイクアップ部門
・アディクション ザ アイシャドウ パレット ＋(005 Marriage Vow)
今まで使ったアイシャドウの中でも1、2を争うくらい好き。8月にリニューアルしましたが、リニューアル前のものを買いました。
とにかく配色が好みすぎる。どう使ってもかわいく仕上がる。春夏はピンクをしっかり主張して、秋以降はあえてピンクを使わずブラウンを全面に出すのも好きだった。パールの存在感も絶妙。
色名の「Marriage Vow」に惹かれたのもある。
去年から気になってはいたけど、今年買わねばいつ買うのか！と、結婚ハイに任せて3月ごろに購入した記憶。
(アディクションは一番左)
・hince デューイーリキッドチーク(02 サンリットピーチ)
https://hince.jp/c/category/face/HC192
(なぜかリンクをうまく埋め込めず……)
実はチーク苦手民。
パウダーチークをのせると粉を吹いたようになってしまうことが多いのと、元々頬に赤みが出やすいので際立たせてしまう気がして、ずっと苦手意識を持っていた。
しかしながら、去年くらいから「チークを塗ることで中顔面を短縮する」というやり方が一般的になってきた模様。上記の悩みを解決しつつ、それを叶えてくれたのがこちら。
リキッドチークってさ、はじめて使ったんですがメッッチャいいですね……！？
わたしはツヤ仕上がりが好きなので、ベースメイクでこしらえたツヤを消さず、むしろ上乗せしながら色味を重ねられるのが最高だった。ほんのりジュワッと色づいてくれる。
それから発色が控えめなのもいい。片頬に2〜3回ポンポンのせて指で伸ばし、物足りなければ少しずつ足して使っていた。扱いやすく、使用感にストレスがない。
有名なNARSのリキッドチークも気になっている。
・フジコ プランピーリップ(曖昧)
敬愛してやまない美容クリエイター、水越みさとさんのコラボリップ。
フジコのプランピーリップは元々好きで「余韻」というテラコッタカラーを愛用していたから、コラボ限定色が出ると聞いて買わずにはいられなかった。
ピンクカラーの「王道」とベージュカラーの「曖昧」、2色とも買ったのだが、手が伸びる回数は「曖昧」のほうが多かった。
良くも悪くも「主張しない」リップ。暗すぎない、くすみすぎないベージュブラウンカラーなのだが、すっぴん唇よりは格段に顔色がよく見えるし、ピンク・オレンジ・ブラウン、どんな色味のアイメイクにも合う。
これのみ一度塗りだと色味はやや物足りないので、唇に存在感が欲しい時は重ね付けするか、他のリップの上からグロス感覚で使ったりしていた。
それから、「ちょっとそこまで」用のメイクにも重宝した。それこそベースが上述のCCクリームのみの時とか、発色の良すぎるリップだと浮いてしまうのだが、「曖昧」なら程よくマッチしてくれる。
選んでから気づいたのだが、もう買えないものを入れるのもアレだったかも……。
でも他の色も絶妙にかわいいし、プランプ感もちょうどよく使いやすいのでおすすめです。
ヘアケア部門
・フランフラン シルク ナイトキャップ ポニーテール
就寝中のヘアケアのためにシルクの枕カバーを買ったものの、髪が背中の真ん中くらいまであるゆえ、ダメージが気になる部分にはほぼ意味をなさないことが判明した。
被るタイプのナイトキャップも検討したが、クレアおばさんみたいな見た目にになってしまうのがどうしても気になって手を出せずにいたところ、Xで流れてきて「これや！」となったのがこちら。
シュシュで結んだ髪を袋の中に入れるスタイルなので、ロングヘアのわたしにはぴったりだった。リボンは飾りなので外して使っています。
髪に型がつかない代わりにホールド力も弱めなので、コツを掴むまではうまく髪を入れ込めずに苦労したけど、慣れたら平気。
これを使い始めてから毛先のダメージがかなり軽減して、美容師さんにも褒められた。寝癖がつきにくくなるのも良い。調子が良ければ、ざっと梳かすだけで外に出られる。
・ザ・モイ シャンプー メロウアウト
足掛け3年ほどお世話になっている美容師さんに勧めてもらって購入したもの。
このシャンプーを使い始めてから、明らかに髪の調子が底上げされた。これまでは2〜3ヶ月カットせずにいると毛先が傷んで耐えられなかったのだが、まとまりやすくツヤがある状態が続くようになった。
ちなみに、わたしは髪の量がかなり多め(ツインテールのひと束が一般的な女性のポニーテールくらいある)、かつ髪質は硬め、太さも太めで、年に一度はストレートパーマをあてている。
美容院のトリートメントは長くとも1週間ほどで効果が切れてしまう感覚なので、やはりホームケアに力を入れるのがよいのだなと感じている。
今は別のサロン専売品を使っているが、次はまたMOIIに戻す予定。少なくとも結婚式までは使いつづけたい。
香水部門
・ジョーマローン ネクタリン ブロッサム ＆ ハニー コロン
数年前から抱いていた「桃の香りがする香水が欲しい！」という思いがいよいよ高まったので、探し求めた末に出会ったもの。
いろいろ試していると、どこか青っぽいフレッシュな香り(桃の天然水みたいな感じ)が多かったのだが、ジョーマローンはよく熟れた甘い桃そのもののような香りがして、まさに探していたイメージにぴったりだった。
お値段のわりに香り持ちが短めのコロンだったのが唯一の懸念点だったが、これ以上理想に叶うものに出会えず、購入に至った。
甘めだけども甘ったるくはなくさわやかで、本当に大好きな香り。去年のベスコスに入れたロジェガレのキンモクセイや、SHIROのアールグレイと重ね付けするのも好き。
＊
以上、今年出会えてよかったものたち美容編でした。
改めて見ると、言わずもがなの話題の品が多かったな。
美容系のインフルエンサーの方って次々使い切りとかリピしてるけど、顔が何個あったらそうなるんやろうか……と思っています。なかなか使い切らないので、新しいものを買いすぎるのも憚られる。
来年も合うものを使いつつ、適度にいろいろ試していきたい。新しいものを試すときめきって、やっぱり何にも代えがたい！
絶対に買うと決めているのはファミュのパックです🏃