霜と結晶を探しに丘へ
このところ寒い日が続いていて、朝起きるとは霜が降りています。先日の公園散策ではちょっと出発が遅かったので、今日は一時間くらい早く出発し、丘の方面に足を延ばします。今日はどんな景色が見られるでしょうか。
駅へ行く小道を行くと、日蔭はこんなに凍っています。もっとうまく写真が撮りたい!
駅を超えて丘に近づいていきます。地面にも霜がおりています。お天気は良いのですが、日蔭は寒い。数日前公園で見た時よりも氷の結晶に厚みがあります。
枯れて茶色くなった草の造形がとても可憐です。夏の緑色を失って水分を失って今にも壊れそうな繊細さを持ちながら、しかもしっかりとそれぞれの形を保っています。水分がないから霜にも影響されないのですよね。
苔王国に住む小さな住民がいてほしい。小さな生物がいっぱい住んでいるのでしょうね。苔は寒さにも強いそうです。
ビロードの苔の上に結晶が付いています。見慣れた風景が数倍綺麗に見えます。
ジャケットを羽織った馬たちが草を食べています。寒いよね。
ちょっとだけ雪の帽子をかぶった苔たち。
このふわっとした地衣類はちょっと珍しいかもしれません。人があまり通らない場所だから生息できるのかな。
寒い道。これまであった人はクワッドバイク(QUAD BIKE)に乗った農家のおじさんのみ。歩いている人が全然いないです。
町のほうを写したら、自分の影も入ってしまいました。こういう石を積み重ねた低い塀でフィールドを仕切っています。
羊たちが朝ご飯を食べています。干し草でしょう。一匹だけこちらを見ている子がいます。「おはよう!」
道の反対側にもたくさんいました。鳥もたくさん飛んでいるのですが、鳥は本当に写真に撮れませんね。。。
柵を超えて家路につきます。写真としては失敗でしょうが、絵みたいな感じになりました。それも面白いかも。珍しいタイプの羊がこちらを見ています。脅かさないようにちょっと遠まきに歩きます。子供なのかな。動物も態度で子供だとすぐ分かりますよね。あどけない感じがとても可愛いです。
通り過ぎるときに、ささっと撮らせてもらいました。可愛いい~。
帰り道はちょっと疲れて集中力に欠け、ぼーっと歩いてきました。最後に、お饅頭のような苔のまわりにできた結晶を撮りました。結構きれいに撮れたかも、と喜んでいます。結局2時間くらい、写真を撮りながら歩いていました。散歩に付き合っていただいてありがとうございます。よい一日を!