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辛いもの苦手なアラフィフ主婦が韓国ブルダック炒め麺に挑戦

よく行く場所に韓国食材店ができて、辛いのが苦手なのに、あれこれ美味しそうな食べ物を探して模索中な今日この頃。

ちなみに辛いものがどれくらい苦手かというと、韓国のインスタントラーメンを代表する「辛ラーメン」は食べられない。ふた口くらいで「無理」となる。そのマイルド版なら、美味しく食べれるレベル。

「辛い」と評判の「ブルダック炒め麺」が気になる

そんな辛いもの苦手なわたしだが、最近よく見かける「ブルダック炒め麺」は気になっていた。キャラクターがついててなんか可愛いし、辛ラーメンと並んでよく売られている。けれどこのシリーズ、辛いもんが大丈夫な人でも辛いというウワサ。

どれほどのものか、実食レポをいろいろ探していたが、やはり通常のブルダック麺は「辛党」でもめちゃ辛いらしい。やっぱり無理かなぁと思っていろいろ探していると、この「クリームカルボ」の説明が目に入った。

もともとカルボナーラが大好きなので、「カルボ」という言葉に弱い。tちなみにカルボナーラが韓国でも「カルボナラ」というのは、BTSファンならご存じ伝説の「ラジモララ伝言ゲーム」で知っている。

そんな「カルボナラ」を見たら、無性に食べたくなった。商品の紹介コメントを読むと、辛いと有名なブルダックシリーズの中では一番辛くない、とのこと。辛くない、といっても韓国基準の「辛くない」なので、それでも辛いんじゃないかと心配になる。

だってBTSのメンバー、ひとりを除いて全員「辛ラーメン」めっちゃ美味しそうに食べてるし。(もし万が一彼らと一緒に会食ができたとしても、きっと同じものが食べられない気がする)

さっそく作ってみる

でも、カップ麺なのにカルボナラ味というのも気になって、チャレンジしてみたくなったので購入。

怖いけど早速食べてみる。善は急げ。

麺と、粉調味料2種。

このブルダック麺、調理法がちょっと変わっている。熱湯を注いでから、さらに電子レンジでチンする方式。

ラーメンではないのだけど、お湯を捨てる方式でもなく「ちょっと多めの熱湯を入れて電子レンジでチンして茹でる→汁ほとんどなくなる」という感じの麺。

炒め麺、とあるけど、そこはUFOの焼きそばが焼いてないのと同じで、気にしない。逆にお湯を捨てないので、面倒くさくないのが良き。

そこに添付のスープ粉を入れる。
最初のチーズ粉はカルボナーラ味だとわかったが、もうひとつの赤いソースはきっと辛いのだろうと恐る恐る入れた。

いざ試食!味は?辛さは?

辛くなるのが嫌だから、辛みソースは半分くらいにして食べようと思ったが、フルでどんな味かわからないと、調節のしようもないな、ということで、恐る恐る赤いソースも全入れ。

パッと見はトマトクリーム的な見た目。香りは、強すぎないチーズの香りでめちゃ美味しそう。恐る恐る食べてみると、やっぱり辛い。

けれど、辛いけど、食べられなくはない。食べた瞬間というより、食べた後にヒリヒリ、ビリビリする感じ。むせるようなことはなく、とりあえず飲み込める。味は美味しい。でも辛い。

このブルダック麺、なにが気に入ったって、麺のモチモチ加減。日本のカップ麺では出会ったことがない、モチモチ系の平打ち麺。ラーメンとパスタのちょうど間。という感じで、味がよく絡む。

ただやっぱり、私にはかなりの辛さで「ギリ食べ切った」感じ。
次は辛いソースの配分を減らして食べようと思う。

ただ、味としてはかなり好みだった。

インスタントのカルボナーラって割とハズレが多いのだが、これはそもそも「パスタではない」上に、辛さも加わっていて、カルボナーラとは似て非なるもの。

例えるなら、カップスープみたいな味。きちんとクリーム系の味を再現しつつ、うま辛を加えたような感じ。

なので、辛みソースゼロだと物足りないかも。でも、クリーム味を入れて、辛さのソースは調節しながらお好みで食べても美味しいかも、と思った。

韓国の「彩り無視」なグルメも結構好き

なんというか韓国の食べ物って、お隣の国だから日本にもあれこれ来ていると思いきや、実はキムチと焼肉程度で、ほかの食べ物はけっこうオリジナリティがあるなぁと思う。

このブルダック麺とか、絶対に日本では作られないような「ラーメンなんだかパスタなんだか」な中途半端な麺の方向性で、あれこれ極めたい日本人は作れないんじゃないかと思う。

あと最近はまっているチャパグリも、韓国独自のジャージャー麺のアレンジ。ジャージャー麺も、色も味も独特。でもわたしは甘すぎずスパイシーでめちゃくちゃ美味しいと思った。


韓国ってそういえば、「彩り」とかあんまり気にしないけど、食べたら美味しいって食材が多い気がする。

20年ほど前に韓国に行ったとき、夜通しやっている南大門市場に遊びに行き、屋台を冷やかしたが、だいたいの食べ物がひたすら赤い。真っ赤。

市場では安い洋服が買えるのだが、洋服をつるしているのにみんなで店頭でチゲ鍋をつついている。真っ赤。ニオイがめちゃくちゃつくけど関係ない。

チャパグリの原型、ジャージャー麺も、衝撃を受けるほど茶色い。せっかく入っているかわいいキャラクターのナルトも、ジャージャー麺の茶色で顔がつぶれて台無し。日本の焼きそばだって茶色いけど、カップ麺でもキャベツ入れたり、青のりやごま、紅ショウガなど彩をよくするよね。

そういうとこを気にしないのが韓国の良さなのかも。

そういえば焼肉も、ひたすら肉で茶色いしね。

日本は繊細で美しい料理が多いので、どうしても見た目の彩りが悪いと気になってしまいがちだと思う。やっぱり美しいほうが美味しそうだしね。

けれど韓国の「一色ですけど何か?」という開き直った感じのグルメもなかなか好きだ。

ということで、オリジナリティあふれる韓国食材をもっとためしてみたくなった。

ブルダッククリームカルボは、辛いの苦手な人でも「ギリいける」感じなので、ぜひ食べてみていただきたい。わたしはモチモチ麺が気に入ったので、リピ確定。辛すぎるので辛みソース調節で、次回は食べてみる予定。

またいろいろ試して、レポートにまとめてみようと思う。

それ以外の韓国食材レポはこちら。

今日もお読みくださりありがとうございました!

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