ガス抜きの危険性と自己成長
抑圧やプレッシャーは心に不快感を与えるが、それが成長にとって重要な要素でもある。すぐにガス抜きするのではなく、その負荷をじっくりと受け止めることで心の器が広がり、変容が促される。ただし、無理に耐えすぎると逆効果なので、無理のない範囲で少しずつ向き合い、必要なときには助けを求めることが大切!という考えを基に「どうすべきか」という具体的な対策を整理してました。
不快感を直視し、認める
抑圧やプレッシャーが心に不快な感情を引き起こすのは、自然なことです。友達に愚痴を聞いてもらったり、ストレスになる事から距離を置いたりするのは当たり前だしむしろ健康的な行動なはずですが。残念ながら毎回繰り返すような問題には根本的な解決にはつながりません。
ではどうすべきか?それは自己観察をする事。感情や思考を無理に変えようとするのではなく、その存在を認め、受け入れることが、心の許容範囲を広げ自己変容の第一歩になるのです。
すぐにガス抜きしない
感情のガス抜きは一時的には効果的かもしれませんが、すぐに行ってしまうと長期的な変容のチャンスを逃してしまいます。
ガス抜きをしないで抑圧を溜めすぎるのも危険ですが、適度に内面でそのエネルギーを蓄えることが変容につながっていくのです。
イメージは科学実験。
圧が高まって高まったときに物質が変容する過程があります。中途半端な熱や圧力のままでは結局そのままなんですね。
嫌な人間関係があり、愚痴を言うのも心の健康上ある程度必要なときもあるでしょう。でも、そこをぐっと堪えて見つめ直す事で見えてくる何かもあるものです。
完全にガス抜きを避ける必要はありませんが、まずは少しの時間、感情をそのままにしておく練習をしましょう。
何かストレスを感じた時に、すぐに反応するのではなく、まずは5分、自分の感情を観察する時間を設けてみる。
感情を処理する前に少しの「間」を置くことで、より深い内省が可能になります。
許容範囲を広げるための実践
許容範囲を広げるには、心を鍛える過程が必要です。それは小さなプレッシャーに少しずつ向き合うことで、自分の器を大きくしていくプロセスです。
適度な負荷は、筋肉の成長と同じように心の成長にも不可欠です。ちょっとの圧力で割れてしまう器が、どんどんと強くなって、酸いも甘いも混ぜこぜでぎゅうぎゅうになってきたとき。新たな自分を発見しさらに成長していくのです。
日々の生活で、あえて小さなストレスやプレッシャーに意識的に向き合う練習をしましょう。
例えば、ちょっとした不快な会話や課題を避けずに直面してみる。これにより、少しずつ心の器が強化されていきます。
呼吸や瞑想の練習も助けになります。抑圧を感じた時に、それをすぐに処理するのではなく、深い呼吸をしながらその感情を「消化」する練習を取り入れてみるのもいいです。
瞑想やマインドフルネスの技法は、感情を無理に発散するのではなく、じっくりと内面で処理する力を高める助けになります。
または、この圧がかかった状態に問をぶつけ昇華させる方法もあります。詳しくは下に貼り付けている『問の質が人生の質ってどういうこと?』をお読みくださいね。
この方法は、視点が変わりストレスだと感じていた圧が消え去りす。消え去るどころか沢山の気づきが起こり、自己の本質に触れる経験もできるでしょう。
今まで圧が爆発しないように蓋をしていた莫大なエネルギーを健全なエネルギーに変えることができます。そうすると心も体もエネルギッシュになり本当の自分としてどんどん表現したくなっていき人生が軽やかなものになります。これは体験しないとわからない感覚ですので『問う』ということを習慣にしてみてください。
許容範囲を超えないように調整する
一方で、過度な負荷やプレッシャーは逆効果で、変容どころか精神的なダメージをもたらします。重要なのは、自分の限界を知り、その許容範囲を徐々に広げていくことです。
定期的に自分の心と体の状態をチェックし、過度な負荷を感じていないか自己をありのまま見つめましょう。限界を超える前に、自分をいたわるための時間や休息を取り入れることを忘れずに!
まとめ
抑圧やプレッシャーに直面することは避けられませんが、その不快感をすぐにガス抜きして発散するのではなく、内面でじっくりと変容させることが心の成長に不可欠です。
適度な負荷を自分の許容範囲内で受け止め、少しずつその範囲を広げていくことで、器を壊すことなく変容を遂げることができます。
また、自己チェックやセルフケアを怠らず、必要な時は第3者からのサポートを適切に取り入れることが、最終的にバランスの取れた成長を促すでしょう。
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