占いで学んだ仕事術、信頼と共感を
占いって、なんではまるんだろう。
女性ははまりやすいけれど、男性は信じたりするものだろうか。
今日はなんとなく、時間ができたので行ってみた。
手相占いしか行ったことがなく、しっかりした個人面談のような占いは初めてだ。
私はとことん占いにはまるタイプなので、そんなに悩みがない時に行くことにした。(悩みが重い時に行くと、ズボズボにはまってしまうのが目に見えているんです。そう、私こそが占い大好き人間。)
最初はね、軽く聞くつもりだったんです。
でも、その先生はとっても上手で的確なんです。まあ、延長しちゃいました。
でも、結果として、私にとってはとても大きい収穫でした。
今回はそんな占いからふと感じたこと。
【なぜ追加したくなるのか?】
占いは、前払い制が多く、そこから時間内に相談できる。
時間が終了すると、「延長しますか?」と聞かれ、YESでもNOでも自分次第で判断できるシステムです。無理な勧誘ということもなく、すべては自己判断なのですが。
ええ。今日は私は迷いもなく、延長をお願いしました。
とくに聞きたいことがたくさんあったわけでもないんです。
でも、延長したくなる、延長する流れが自然だったんです。
①「え。もっと聞きたいんだけど」システム
②「そんなに私のことを分かってくれるの?」システム
①「え。もっと聞きたいんだけど」システム
ちょうどね、いいところで終わるんですよ。時間配分が上手だったり、話し方とか、技術なんだと思います。
「それについては分かりました。じゃあ、これについては?!」と、もっともっとという、私の欲をかきたててくるんですよね~
②「そんなに私のことを分かってくれるの?」システム
私は悩みがそこまでなかったということと、自分のことを上手く話すことができないことと、初めての占いに警戒していることもあり多くを語りませんでした。
最初は、「まあまあ、それくらいはきっとわかるよね~」なんて思っていた私ですが(上からですいません)、だんだんと「あ!そうそう!実は私そうういうところがあるんです!」と、一気に私の心の扉ががっばーーーーんって開く瞬間があるんです。まさに共感ですよね。それが、こちらが伝えたことに対しての共感ではなく、もうわかってますよの先手の共感です。
ここから学んだことが仕事で生かせそう・・・!
①「え。これってもっと聞きたいんだけど」システムver.
知識を伝えるのが難しいです。小出しにしていきたい情報をいざという時にしまっておこう!と思うと、そのいざという時が来る前にチャンスが目の前にないかもしれない。
あるいは、最初から全開で知識放出しすぎると、気が付いた時に私の武器がない・・・そう思うこともなきにしもあらず。
だからこそ、これは話す順番が大切なのかもしれない。
相手にとって【ココ!!!】だけのYES/NOを聞きたい、意見を聞きたい。そのために、信頼されるような話題が必要かもしれないし、もっと核心をつく前の外側からコツコツジャブを放っていくことかもしれないし。これは、私のような言語化が難しい人間には訓練が必要だと感じました。
②「そんなに私のことを分かってくれるの?」システム
これって、ある程度経験してきた人間にしか扱えないことなのかもしれない。経験を積み重ねてきたデータはとっても大きな武器だ。
基本情報から読み解くこと、本人から聞き出した情報に対しての共感では、まだまだ信頼は薄い可能性が高い。
だから、自分が積み重ねてきた経験・データから、この人に近いものを当てはめて、こちらから先手を打つ。そうすると、同じ信頼感でも、後者の方が圧倒的に信頼感のボルテージがぐぐーーーーーっと急上昇しやすい。
今回は占いから得た私の新しい発見でしたが、
占い業界にしてみても、たくさんの占いがあって、たくさんの占い師さんがいて、信頼できる人もたくさんいるかもしれない。
それでも、今回初めてお願いした、この占い師さんに私は次もお願いしたいと心を奪われた時間でした。
これって、どの職種でも言えると思うし、仕事じゃなくても人間関係でもそう。
この人を信頼して好きになるように、【私】をどうやって選んでもらうのか、次の【私】であるべき理由は、今の私にあるのかどうか。
また、明日から早速試してみてみよう。
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