【毎日69】iPS細胞研究の山中伸弥教授の『国からの支援の打ち切り』について思う。
こんにちは、優花です。私は精神障害を併発していて、毒親サバイバーの経営者です。毎日楽しく、幸せに生きています。
年末モードに入ってきましたね。
さて、あと2週間後の元旦から、私たちの生活はゆるゆると、大きく変わってしまいます。
安心・安全な食べ物は、高価になってしまうでしょう。
日米FTAばかりでなく、日中韓FTA、RCEP、FTAAP、TiSA、日英FTA、日欧FTA(EPA)も、着々と進んでいます。
山中教授の『iPS細胞研究』から、国が支援を打ち切ろうとしています。
元記事はこちら。↓
山中さんも「iPS細胞を使った再生医療は日本が先行していた」としながら、「一番脅威に感じている」と挙げるのが、米バイオベンチャー企業ブルーロック・セラピューティクスだ。
山中さんは「私たちがやってることと完全に競合する。超大国アメリカがiPSにどんどん乗りだし、本気になってきた」と話す。同社は16年に設立した時点で約250億円を調達。独製薬大手バイエルは今年8月、完全子会社化を発表。CiRAがこれまで国から受け取ってきた研究資金の総額を優に超えた。
「米国は日本の様子を見ていたんだと思う。(基礎研究や初期の臨床研究など)大変なところは日本がやってきた。米国はいけそうだと分かると、いっきに取りにかかってくる。米国で開発が進み、逆輸入する状況になりかねない」
「将来的に雇用や税収という形で国にも返ってくる。患者さんにもより早く新しい医療が届く。先々の投資という意味で、国の支援をいただきたい」(山中さん)
【iPS細胞とは】
人間の皮膚などの体細胞に、ごく少数の因子を導入し、培養することによって、様々な組織や臓器の細胞に分化する能力とほぼ無限に増殖する能力をもつ多能性幹細胞に変化します。 この細胞を「人工多能性幹細胞」と呼びます。英語では「induced pluripotent stem cell」と表記しますので頭文字をとって「iPS細胞」と呼ばれています。 名付け親は、世界で初めてiPS細胞の作製に成功した京都大学の山中伸弥教授です。
体細胞が多能性幹細胞に変わることを、専門用語でリプログラミングと言います。 山中教授のグループが見出したわずかな因子でリプログラミングを起こさせる技術は、再現性が高く、また比較的容易であり、幹細胞研究におけるブレイクスルーといえます。
【iPS細胞の活用について】
iPS細胞は、再生医療や、病気の原因を解明し、新しい薬の開発などに活用できると考えられています。
再生医療とは、病気や怪我などによって失われてしまった機能を回復させることを目的とした治療法です。 iPS細胞がもつ多分化能を利用して様々な細胞を作り出し、例えば糖尿病であれば血糖値を調整する能力をもつ細胞を、神経が切断されてしまうような外傷を負った場合には、失われたネットワークをつなぐことができるように神経細胞を移植するなどのケースが考えられます。 iPS細胞から分化誘導した細胞を移植する細胞移植治療への応用が期待できます。
一方、難治性疾患の患者さんの体細胞からiPS細胞を作り、それを神経、心筋、肝臓、膵臓などの患部の細胞に分化させ、その患部の状態や機能がどのように変化するかを研究し、病気の原因を解明する研究も期待されています。 例えば、脳内にある神経細胞が変化して起こる病気は、外側からアクセスすることが難しく、また変化が進んでしまった細胞からは、正常な状態がどうであったかを推測することが難しいとされてきました。 iPS細胞を用いることで、こうした研究が飛躍的に進む可能性があります。
また、その細胞を利用すれば、人体ではできないような薬剤の有効性や副作用を評価する検査や毒性のテストが可能になり、新しい薬の開発が大いに進むと期待されています。
↑出典↓
この山中教授の話に対して、ツイッター上では「日米FTAの布石だ」との話が散見されます。
そうですね、iPS細胞が実用化したら、人々が沢山助かりそう(儲かりそう)ですものね。日本が実用化したら、国の宝になるでしょうに。
つづき↓
つづき↓
つづき↓
日本にとって重要であるはずの研究ですが・・
山中教授は、このところ霞が関でよく見かけられるそうです。議員たちに直訴しているからです。
山中教授の研究所では、寄付を100円から受け付けられています。↓
ちなみに、議員の一部からは「寄付金があるなら、政府の支援は減らすべきだ」との声があがっているとのこと。
「寄付金があるから支援を減らすというのは、寄付をしてくれた人に対しての『冷や水』になるので、これだけは絶対にやめて欲しい」と山中教授。
本当に、そうですよね! この話を聞いて、ますます寄付を続けようと思いました。(Tポイントとかでも寄付できます)
私たちは、これから『自由貿易』という名のグローバル化に巻き込まれていきます。
そのことを、きちんと理解している人は、どのくらいいるのでしょうか??
そして、自由貿易で『得をする』人は、一体だれなのでしょうか?
そして、日本で評価されない修士・博士たちは、どんどん海外の大学や研究施設、企業に出ていっています。
それは、もはや日本が『知的生産』で勝負が出来なくなる、衰退国家の一途をたどるという事でもあります。
山中教授の研究費を引き上げるというのもその象徴的な出来事ですし、大学に残って研究している人たちも、『研究費』を確保するのに必死です。
すると、こんな↑クラウドファンディング・サイト↑を見つけました。これからの研究者は、自分で自分の研究費を獲得していかないと、生きていけない時代になってきています。
一方で、上記ツイートみたいに、「研究費獲得に疲れ果てた」という声も多く聞こえてきます。
本当に、日本は一体どこを目指しているのでしょうね・・
というわけで、長くなってきましたので、今日はこのあたりで。それではまた別のnoteでお会いしましょう!
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