伊豆山の災害現場視察で感じたこと(106/1000)
先日、現場で復旧活動されてる方々に呼んでいただき伊豆山土砂災害の現場(警戒区域外)へ視察へお伺いしました。
とある木造の民家
2階にはまだ住める木造建てで。
まさに踏ん張って立ってる状況でした。135号線の下に位置する場所ですがここまでも激しく土石流が来てたと思うと信じられません。
現場の民間ボランティアの方が改修してくださってました。もう少し安定感をつけるために、ご紹介した熱海地元で活躍中の睦月建築工芸さんが資材提供となりました。
女性コミュニティスペース的なお堂
伊豆山のみなさんの集う場所となっていたお堂も半壊されてて。心が痛みます。
民間のものでも行政の管轄でもないこの施設の修復には、今後お手伝いさせてもらえたら、と皆さんと話してきました。
伊豆山のみなさんにとってとても大切な場所で。逢初地蔵がほぼ無傷で見つかってよかったです。
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135号沿いのコンクリート建物
ここも天井に近い場所まで泥が入ってたようで。重機が入って泥書きされている現場見させてもらいました。泥は不自然ば粘り気の強い土質で。固まるとカチンコチンに。
泥かきだけでも普通の土と違うので本当に大変だということが想像できます。。。
活かせるものを最大限に再利用しながら、被災者の想い出を大事にしながら復旧活動している。
と現場の復旧活動団体の日本財団・DRT・OPENJAPANのみなさんのおっしゃってた言葉が、印象的でした。
きょうも日常の中で、非日常を精いっぱいに生きていこうと思います。目の前の現実から目を逸らさずに....
みんなで助け合いながら前進してゆきましょう。