被災地へ「寄り添う」ということ。(89/1000)
被災した人、被災した街=可哀想。というのは一つの側面であるかもしれません。
可哀想という言葉から連想させられるのは暗闇・涙・・・・という暗い雰囲気になります。そこから、届く言葉は暗い悲しい言葉が続きます。
そうすると、「喜ぶ」「笑う」「楽しむ」はしてはいけないのかなという気持ちにもなります。
でも被災した人、被災した街にも、日常生活を取り戻し、再建していかなければいけないしそのためには前を向いて歩んでいくのも必要です。
そんなときに、この人が1人の人間としてどう悩んでてどうつらいのか、その人として。「無条件」に目の前にいる相手の存在そのものを受容し、尊重する。その人の持つ輝きや可能性にも目を向ける。それが「寄り添う」ということ。
それは、
「人の立場にたつ」
ということ。
つまり、
「人の立場にぐっと出て、そして出て俯瞰ででる。入って出る力が大事 by 空海」
だそうです。
被災地の景色をきちんと見つめ、
被災者の方々の声をきちんと聴き、
熱海市内&市外の同じく苦しんでる仲間に寄り添い
自分の気持ちにも素直になりたい。
傾聴とは・・・
なんともできないことを知る。その人の状況を知る。どんなによりそってもなにもできない。けれども、その存在があること、よりそっていることだけで価値。なにもできないことを知る。わかった気にならない。5分で相手の話をだまってきくのができるといいのでは。相手が心地よくなるためのリアクションであるための、サポートするつもりのリアクションを。
ということをClub Hublicの小林めぐさんの傾聴セミナーでまなびました。
このタイミングで『傾聴セミナー』とてもよかった。