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閑話休題

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いわばエッセー。雑談。ブレイクタイムの茶飲み話です。ということで始まったのですが、他のマガジンで扱えない話題・内容をこのマガジンで扱うようになりました。またそういう経緯で、最近は…
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#南アフリカ

<ラグビー>2024年シーズン(11月第二週)

<ラグビー>2024年シーズン(11月第二週)

(どうでもよい「話の枕」です。関心ない方は飛ばしてお読みください。)

〇 古代ローマ遺跡としてのローマ劇場というのが世界各地に残されているが、これはギリシア劇場を模倣・踏襲したものなので、そのままギリシア劇場と称しても間違いではない。そして、現代の劇場建築と最も異なるところは、一番奥にある舞台の手前に半円形の大きな窪地があることだ。ギリシア悲劇の構造を知らないと、なぜこんなに大きな窪地があるのか

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<ラグビー>2024年シーズン(10月第四週)

<ラグビー>2024年シーズン(10月第四週)

(どうでもよい「話の枕」です。関心ない方は飛ばしてお読みください。)

〇 中東(オリエント)地域は、十字軍の時代からヨーロッパ人にとって文明と文化の先進地域として憧れの場所だった。何よりもキリスト教は中東で発生したのであり、またローマ文化の栄光は、長くビザンチン(現在のイスタンブール)に残されていた。それが、19世紀末以降、中東の疲弊に反比例するように、産業革命と植民地貿易で国力を増したヨーロッ

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<ラグビー>2024年シーズン(9月第四週)

<ラグビー>2024年シーズン(9月第四週)

(どうでもよい「話の枕」です。関心ない方は飛ばしてお読みください。)

〇 ウクライナとパレスティナで戦争が始まったのは、ジョルジュ・バタイユのいう剰余(呪われた部分)が、新型コロナウィルスに対する過剰な検疫措置によって、人々の剰余が過大に蓄積された結果ではないか。新型コロナウィルスの過度な規制がなければ、人々の剰余は適度に浪費されていたため、戦争は起きなかった可能性がある。
 
〇 ベドウィンは

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<ラグビー>2024年シーズン(9月第三週)

<ラグビー>2024年シーズン(9月第三週)

(どうでもよい「話の枕」です。関心ない方は飛ばしてお読みください。)

〇 コイントスの表裏の確率は50%と信じられているようだが、現実は違うようだ。実際に研究・実験した人の話によれば、最初に上にした方が出る確率が約51%となっているので、投げる前に上になっている方を選択した方が当たる確率が高いそうだ。
 
〇 昔の宇宙論では、ブラックホールの存在自体だけで世間ではたいそう話題になり、ブラックホー

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<ラグビー>2024年シーズン(9月第一週その2)

<ラグビー>2024年シーズン(9月第一週その2)

(どうでもよい「話の枕」です。関心ない方は飛ばしてお読みください。)

〇 管理員さんから聞いた、最近のマンション管理の問題。マンションに置配するものが多いが、配達員に外国人が多いこともあり、誤配がよく発生している。そして、配達業者に連絡しようとしても、宛先だけの記載が運送した物にあるため、配達業者に連絡できないケースがある。その場合は、同じマンション内の部屋番号が違うだけであれば、正しい部屋番号

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<ラグビー>2024年シーズン(8月第四週)

<ラグビー>2024年シーズン(8月第四週)

(どうでもよい「話の枕」です。関心ない方は飛ばしてお読みください。)

〇 TVのニュースで「階段イップス」というのをやっていた。つまり、ある時から理由不明で階段をスムーズに昇り降りできなくなるという病気だが、意外と大勢の人が罹っていることを知った。
 
 実は、私が小学低学年の頃、エスカレーターのイップスになったが、その後すぐに克服できた。ところが45歳の頃、今度はこの階段イップスになり、今でも

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<ラグビー>2024年シーズン(8月第三週)

<ラグビー>2024年シーズン(8月第三週)

(どうでもよい「話の枕」です。関心ない方は飛ばしてお読みください。)

〇 『カラテキッド(日本公開名『ベスト・キッド』)』の1と2を見た。1で小さかった主人公の少年は、2では大学へ進学する青年になっていた。師匠役のパット森田の身長を越している。また2は、沖縄が舞台になるのだが、嘉手納基地と称している背景と1980年代の沖縄の風景(撮影したのはフィリピンとロスアンゼルスのリトルトーキョーらしいが)

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<ラグビー>2024年シーズン(8月第二週)

<ラグビー>2024年シーズン(8月第二週)

(どうでもよい「話の枕」です。関心ない方は飛ばしてお読みください。)

 古来祭りは政りであった。パンとサーカスのサーカスは、見世物や娯楽ではなく祝祭の意味であった。しかし、現代の大衆向けのイベントは、ネガティヴな側面としての祭りの代替物であり、見世物・娯楽としてのサーカスそのものとして、政治の主催者によって「政りのための祭り」として利用されているだけである。それは本来の祭りとしてのサーカスではな

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<ラグビー>2024年シーズン(7月第四週)

<ラグビー>2024年シーズン(7月第四週)

(どうでもよい「話の枕」です。関心ない方は飛ばしてお読みください。)

 『アケロンの渡し守』という短編小説を書いた。アケロンの河というのは、ヨーロッパ文化における三途の川に似たものだが、三途の川と異なるのはそこが地獄への入口であることだ。そしてその河を渡る舟を操るのが、カロンという渡し守である。このカロンが、地獄へ向かう舟に無理矢理乗せる人々の有り様を、オムニバスにしてみようと思ったのだ。そして

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<ラグビー>2024年シーズン(7月第三週)

<ラグビー>2024年シーズン(7月第三週)

(どうでもよい「話の枕」です。関心ない方は飛ばしてお読みください。)

〇 多くの老人男性は、なぜ野球帽を被っているのだろう。日除け、寒さ除け、禿げ隠しなどが理由として思いつくが、実は、子供の頃に流行した野球帽を被っていたから、その延長としてのお洒落ではないかと思う。今は、多種多様のスポーツを子供がしているが、今の老人たちの子供時代は野球しかなかった。だから、帽子といったら野球帽というイメージがあ

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<ラグビー>2024年シーズン(7月第二週)

<ラグビー>2024年シーズン(7月第二週)

(どうでもよい「話の枕」です。関心ない方は飛ばしてお読みください。)

 東京の地下鉄でも観光地でも、夫婦連れは皆同じような服装をしている。まるで彼らが若い頃に流行したペアルックをそのまま引きずっているようだ。しかし私は、ペアルックというのは、何か気色悪くて避けたい服装の代表だ。だいたい流行の服装というものは、私にとっては気色悪いものが多いのだが、とにかく売るために、もともと不必要なものを無理矢理

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<ラグビー>2024年シーズン(7月第一週)

<ラグビー>2024年シーズン(7月第一週)

(どうでもよい「話の枕」です。関心ない方は飛ばしてお読みください。)

 最近図書館で「National Geographicナショナルジオグラフィック」誌を英語の勉強を兼ねて読もうとしても、いつも貸し出し中になっているため、その隣の「Newton ニュートン」誌を読むことが多い。先日地球の構造に関する特集を読んでいたら、LLSVPというマントル深部にある「巨大低速度領域」というのが面白かった。昔

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<ラグビー>2024年シーズン(6月第五週)

<ラグビー>2024年シーズン(6月第五週)

(どうでもよい「話の枕」です。関心ない方は飛ばしてお読みください。)

「現在すでに政治は貴族の仕事ではなくなっている。そして人々が政治というものをいつの日にか、すべて党派文学やジャーナリズムと同様に『精神的売淫』のレッテルを貼ってもいいほど卑俗なものと考えるかもしれないということはありえないことではない。」
 フリードリッヒ・ニーチェ『華やぐ知慧』32より
 
 「歴史は、ただユマニスム(注:人

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<ラグビー>2024年シーズン(6月第四週)

<ラグビー>2024年シーズン(6月第四週)

(どうでもよい「話の枕」です。関心ない方は飛ばしてお読みください。)

〇 1980年代に日本の美術評論家の一人が、雑誌「現代思想」の特集で「マルセル・デュシャンは、油彩が下手だったのでオブジェに走った」と評していたが、デュシャンの「チェスをする人々」は、同時代のキュービズム作品と比べて優ることはあっても劣ることはない。また、「階段を降りる裸体」シリーズへの評価は非常に高かったが、デュシャンはそれ

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