和歌祭の記録（2024年）
これはボクが2024年に和歌祭を写した記録であり、100年、200年先の和歌祭を受け継ぐ人たちに届いてくれることを願い書くことにした。
紀州東照宮に保管されている神輿がおろされる。
この神輿は午後からの渡御行列で女性と子どもたちによって担がれる。
神輿はすべてで３つあり、残る１つは和歌祭の始まりを告げる「神輿おろし」でお披露目される。
神輿を担ぐ男性たちが紀州東照宮に向かう
報道陣が最前列を確保する。
和歌山市消防団到着
神輿を待つ観客に対して注意喚起がおこなわれる。
400年前に建てられた灯篭には触れない、神輿がおりたあとは速やかに境内から外に出ること。
和歌祭を次世代に受け継ぐために安全管理が必須であることを地元民は分かっているが、腕に腕章を付けたフォトコンのために訪れた人には伝わっていないように彼らの表情を見て感じ、寂しかった。外部の人にも和歌祭の歴史を知った上で参加してもらいたいし、今年から始めている和歌祭の勉強会が広がれば良いなと思う。ボク自身、知らない街を取りに行くときに、その土地の歴史をすべて調べているかといえばそうではないから難しいのかもしれないけれど。（行ってはダメな場所がないかは調べていますが。）
参道が観客で埋まる
神事を終えた来賓の方々が、側道から移動する。
宮司、神官が登場。
毎回、同じ場所で撮っているけど、ここ以外の場所では撮ろうという気にならない。報道カメラ陣の後ろに陣取って、もっと見上げるような角度で撮れば臨場感はあるかも知れないし、いっそ撮らずに見ることに専念しても良いかも知れないけど、まだそのタイミングではないだけのこと。
階段の中間地点。
無事神輿がおろされる。
観客たちは神輿が外へ出るために、参道から外へ出るか、柵の向こう側へ行くよう指示される。
時間表記があると、いかに円滑に祭りが進められているか伝わると思う。
たくさんの人に支えられてきたからこそ、400年以上の歴史を積み重ねられたのだろう。
あっという間だった。
でも、この瞬間のためにここに居たいんだと確信した。
神輿を追いかけるために、柵の向こう側へ移動していた人たちが順番に移動を開始する。子どもに見せてあげるために、肩車する親の姿はどこで見てもほっこりする。
鳥居の手前で観客が外へ出るのを待つ神輿。
毎回、このタイミングで場所取り合戦に負けてしまう。来年は写真右側あたりから撮りたい。
砂埃が舞う中、神輿も盛大に跳ねていた。
ここからは各種演目が列をつくり和歌浦を巡り、踊りや歌などを披露する演目もある。。各種目内容は以下の公式ホームページを見ていただきたい。
交通規制のため、カラーコーンが配置される。
渡御行列が紀州東照宮を出発。
望遠で撮り続けて、広角で撮り損ねる。
棒振り（公式HPに紹介写真がない種目）
獅子（公式HPに紹介写真がない種目）
鉾旗
鳥居をくぐれない、アクシデント発生。
鳥居を迂回しました。
腰元（公式HPの紹介から装いが変化している）
巫女・童子
１車線だけ車を通すために生きているので、鳥居の向かい側から撮影すると待機中の車が映り込む。それでもボクはこの場所を選んだことを後悔していない。来年は違う場所から撮ると思うが。
左大臣・右大臣（停車中の車がいたのか、望遠写真しか記録されていなかった）
猿引（150年ぶりに復興！！）
来年は鳥居の内側で、待機している様子を撮りたい。こうして振り返ってると、撮りたいイメージが次々に出てきて楽しい。
猿引。かわいい。
摺鉦、太鼓
友人が参加している種目。前回より華やかになった気がする。
神輿
熱気に引っ張られて寄りで撮りたくなる
神輿
寄りで撮りたくなる気持ちを抑えて広角でも記録
神輿（女性のみ）
神輿（女性のみ）
神輿（子ども）
御所神輿
宮司・神官
相撲取
連尺
団扇太鼓（太鼓を叩いている様子は最後までタイミング合わなくて拝見できず）
PM0:16
餅花踊（踊りは最後までタイミング合わなくて拝見できず）
行列奉行
右側の警備員さんとお客さんのやり取りの方が気になる写真だな。
餅搗踊（来年観たい！！）
囃子方
餅花傘（公式HPに写真掲載なし）
献花台
面被
子どもたちを驚かすため、観客先に紛れ込んでいる演者さんが写っている。和歌浦では泣いた子は健康に育つと言われていると公式HPに書かれているから、きっとそうなんだと思う。見てて微笑ましい光景なんだけど、その様子をカメラマンが撮っていると微妙な気持ちになる。撮りたくなる気持ちがわからない訳ではない。。
舞姫
傘鉾
ずっと鳥居の横でスタンバイしていたから、気になっていた方もいらっしゃるかもしれませんね！
傘鉾
開きました！
雑賀踊
雑賀踊を観覧しながら、まだ種目は残っていたが、神輿を追いかけたくなり移動することにした。
餅搗踊
神輿
ファインダーを覗いているだけで楽しい。写真を撮らせてもらえる状況にあることが幸せだった。
摺鉦と神輿
相撲取
ここに来るまでの間に、漁港の自販機で水分を補給した。曇り空ではあったが、散歩するときは水分補給を忘れてはいけない。
和歌祭の魅力は、海沿いの街で開催されていることだ。砂浜で犬の散歩をしている人もお猿さんとの対比でとてもいい写真だと思う。（←誰からも写真のコメントをもらえないだろうから自分で書きました泣）
片男波の砂浜周辺が今回撮ってて一番楽しかった。途中雨が降って、使いづらいカメラもあったんだけど、望遠レンズをつけたカメラは雨にも負けず頑張って好きな写真を量産してくれた。
雲の合間から太陽が出てきてくれて、神輿を照らしていた
この辺でもう十分撮れたという気持ちになり、まだ撮れていない演目が気になり始める
神事
紀州東照宮に向かって出発
再び先頭へ。移動は結構頑張ってます。
この場所結構見やすかった。前をお客さんが横切るから写真は撮りにくいけど、ゆっくり昼過ぎに来て見るだけならアリな場所。
THE 圧縮効果
紀州東照宮に無事戻ってきたお猿さん
傘が閉じられていた。どこで閉じたんだろう
薙刀振
出発時に見れていなかった種目を最後の演舞ポイントで拝見
武者、甲兵
母衣
唐人
唐船
ここで御船歌を聴いたあと、2024年の和歌祭の記録を終えて帰路に着きました。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。和歌祭の歴史に興味があって、一緒に勉強したい方がいらっしゃったらお気軽に連絡してくださいね！
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