笑えるくらい心配性なのに70か国を旅した私がつくる鉄壁の「旅のしおり」
大学生のときに世界一周もどきを経験してから約10年。会社員として働きながら、たまに休暇をもらって旅しています。
これまで訪れた国は70ちょっと……と言うと強者っぽく聞こえそうですが、むしろ真逆。心配性で内向的、コミュニケーション力に自信なしという完全に海外旅行に適さないタイプで、出発日が近づいてくると必ず、トラブルに巻き込まれる夢を見て飛び起きます。
そんな性格だからこそ、無事に帰国するためのtipsをたっぷり蓄積してきました。ここでは、そのうちの一つである「旅のしおり作成」について紹介します。
4項目からなる「しおり」
航空券やホテルを予約したら、まず手をつけるのが「旅のしおり」づくりです。
私にとっての「旅のしおり」とは、以下の項目をGoogleスライドにまとめたもの。
2部プリントアウトし、1部は持ち歩き用バッグに、もう1部はバックパックに。加えて、スマホアプリに同期して、オフラインでも閲覧できるようにします。
それぞれの項目について簡単に説明します。
①パスポート情報
入国書類作成時やホテルのチェックイン時など、パスポート情報が必要になるシーンは多々あるもの。ですが、そのたびにパスポート原本を取り出していては、紛失や盗難の不安が拭えません。
そこで、パスポート番号や有効期限をしおりにメモしておき、そちらを参照するようにします。
※心配性すぎる私の場合、パスポート情報は丸暗記しています。
②移動&宿泊情報一覧
飛行機・電車・バスの時刻とホテル名を一覧にしておきます。
発着時刻はもちろんのこと、予約番号や便名、機内持ち込み荷物の数量なども書いておくと、出先で焦らずにすみます。この焦りが盗難や落とし物につながるので、できる限り避けたいのです。
③飛行機・電車・バスのチケット
チケット類もひとまとめにします。
入国審査はスマホ利用NGかつ旅程についていろいろ聞かれることも多いものですが、しおり片手に臨めば安心。電車やバスの検札も楽です。
データもいいけど、やはりプリントアウトした「紙」が最強だと思っています。特に言葉が通じにくい場合に重宝します。
④ホテルの情報
以下の情報をまとめておきます。
現地でSIMが問題なく機能したり、Wi-Fiを拾えたりする場合は不要な情報ですが、最悪の場合を考えてまとめています。
現地で迷ってしまったとき、言葉が通じにくくても、ホテルの外観画像や周辺地図を見せて尋ねたら「ああ、あそこね!」とわかってくれるかもしれないという期待を込めて。実際、これらに助けられたこともあります。
最重要項目は「空港⇔ホテルへの行き方」です。
何が起ころうと、ホテルや空港にたどり着ければなんとかなるもの。
バスは何番なのか。どこで何線に乗り換えて、どの駅で降りてどちら方面に何分歩くのか、目印になる建物は……など、オフラインでも何とかホテル・空港には着けるようにしています。
以上、70か国以上に渡航してもいっこうに旅慣れする気配のない私の「旅のしおり」でした。「どんだけ心配性やねん」と笑ってもらえたらうれしいです。
✈️10/10追記:旅の持ちもの&出発前にやっていることもまとめました。