書籍を出すことに①
このnoteは密かに自分のメモ的に時々書いてたものなので、特に公開用では無かったのですが、Instagramに長い文章が合わないので。こちらに。
この度、KADOKAWAさんからお声がけ頂きまして私達夫婦連名で書籍を出させて頂く運びとなりました。
数ヶ月前から準備を始め、昨年無事に写真撮影を終え、この数ヶ月さらなる大詰めをしておりました。
さて、何の本か?と言いますと。
ざっくり言うと「お花」です。
なぜ美容師だった私が、今、お花の本を出すのか。
それは、、10年ほど遡り、私が美容師として、我が城、ハンモック(モックの名前はここから)で働いていた時のことです。
----第1章----
人の髪をいじるのが好き、カラーも、カットも、シャンプーするのも、人と話すことも、仕事内容全部好き。
若くして始めた美容室。(この成り行きについてはこちらで)
だからこそ「修行が足らないから下手だね」と言われないようにと日々一生懸命にがむしゃらに、頑張っていたあの頃。
少しづつ人から人へ紹介してくれることが増え、またお客様がリピートしてくれることが多くなり、数ヶ月先まで予約が埋まるようになっていきました。
それが嬉しくて、ついつい仕事をし過ぎてしまった20代。
そんな中、結婚、妊娠と出産もあり、
仕事と育児と、、バランスをとることが未熟。
そして体調を崩してしまったのが30代前半。
この時、実は産後うつ状態でした。
けれども、仕事を休むことが不安で、なかなか予約を全て断るまで勇気が出なくて、かなり具合が悪くなるまで仕事を続けてしまいました。
(もちろんお客様は、ちょっとでも具合悪いなら体調を優先でね!というような優しい方ばかりです。それなのに、そういった判断が出来なかったのは、私の中で、まだいけるよ自分そんな弱くないよ的な過信と、休む怖さがあったからです)
そこから数ヶ月、、
ついに、本当に全身に鉛を付けてるような、、だるくて重くて動けないような状態に。
そうなってやっと、美容室に定期的に通って下さっていたお客様一人一人にLINEやメール、電話で、お休みすることをお知らせしました。
当時、長い期間、重い貧血だったこともあり(月経過多による)それも体調不良の原因のひとつだということが分かっていたので、貧血の治療をする、というような文章で皆さんに知らせたと記憶しています。
(貧血の治療はその後、約1年かけて完了し、今は完治しています)
とても優しい返信ばかりで、とっても救われたのを覚えています。
そして、また身体を治して元気に髪の毛を切る!
、、はずでした!
第2章へつづく